大分2区 自民現職か？世代交代か？立憲か？#110【選挙解説】
①大分2区のエリア
大分市（旧佐賀関町・野津原町域）
日田市
佐伯市
臼杵市
津久見市
竹田市
豊後大野市
由布市
玖珠郡
②自民大物、保守分裂の中どうなる？
大分2区は自民党の衛藤征士郎元衆議院副議長の選挙区です。
衛藤征士郎氏は当選13回の国会議員で村山内閣で防衛庁長官に就任しました。
しかし今回の選挙では大分知事を5期務めた方の次男が、立候補の意思を示し党本部に公認の申請をしています。
事実上の保守分裂の構図です。
広瀬勝貞・前大分県知事（８１）の次男で会社員の広瀬建氏（４９）が２３日、大分県日田市内で記者会見し、次期衆院選大分２区への立候補を正式に表明した。同区では自民党現職の衛藤征士郎氏（８２）が１４回目の当選を目指しており、「保守分裂」の可能性もある。
今回の選挙では保守分裂とされていますが、
票が割れれば立憲現職が議席を奪う可能性も高いでしょう。
③候補者紹介（予想される顔ぶれ）
ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
自民【現職】衛藤征士郎候補 (82歳)［13期］
立憲【現職】吉川元候補 (57歳)[4期]
自民(?)【新人】広瀬建候補（49歳）
④保守分裂だと立憲現職が有利？
県民が望むのは誰でしょうか？
立憲の吉川元氏は当選四回の衆議院議員で、
社民党出身です。
前回の選挙では接戦まで追い詰め、今回は奪還を目指します。
広瀬建氏は大分知事を5期務めた広瀬元知事のご子息で世代交代を訴え出馬します。
この場合、事実上の保守分裂ですが、
党本部が一本化できれば与野党一騎打ちの構図となり、いずれにせよ油断できない選挙選です。
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