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日本共産党、党大会が始まる。党首交代は本当にあるのか?


共産党とは?

共産党は民主陣営にとって本当に不思議であろう。
一方の共産党も私たち西側諸国の党の
動きを不思議に思っているだろう。

世界各地に共産主義はあり、日本共産党もまた
世界各地にある共産主義を目指す政党の
一つです。

共産党は6日の第9回中央委員会総会で、党大会を来年1月15~18日に静岡県熱海市で開催する案を了承した。

引用;産経新聞 2023/10/6 来年1月に共産党大会 中央委選出や決議採択

そして同時に日本共産党は反自民の急先鋒であり、
自民と是々非々で手を組む野党の
維新や国民を批判しています。

その共産党ですが、本日から党大会が開かれ、
現職の志位委員長が交代するといった噂が流れています。

つまり二十年余り続いたトップが代わり、
新しい顔が生まれる可能性がある報道があるのです。

後任と噂される田村政策委員長

志位委員長の後任は田村政策委員長と言われています。

田村氏は女性参議院議員で現在は3期目です。
今回、国対委員長を務める穀田議員が引退され、
田村政策委員長が比例区で出馬するなど、
共産党内での世代交代が見えていきます。

共産党の小池晃書記局長は23日の記者会見で、次期衆院選の公認候補予定者を発表した。穀田恵二国会対策委員長と笠井亮氏が次期衆院選に出馬せず、引退する。参院議員の田村智子政策委員長はくら替えし、比例代表の東京ブロックから出馬する。

引用:2023/6/23 日本経済新聞 共産、穀田恵二氏が引退へ 田村智子氏は衆院くら替え

共産党は近年、組織力の停滞とも言われ、
党首選を提案した方を除名処分にするなど
党内でも不満が現れています。

そのために今回の田村氏が就任すれば、
女性活躍の面はもちろんのこと、
赤旗新聞の発行数の減少に歯止めをかけ、
野党共闘にも前向きになれるかもしれません。

少なくとも立憲民主党が支持母体の連合と
日本共産党が険悪な仲と表現せざるをえない
状況であり、さらに国民民主党も
同じ連合の支持のもとで
成立している政党だということは
目配せしなければいけない関係であるといえます。

野党共闘の矛盾

さいごに野党共闘の矛盾について考えてみたいと思います。
日本共産党は反自民を掲げ、そのため野党での共闘を
望み、政策調整も希望しています。

前回の衆議院選挙では立憲の枝野前代表が当時、
共産との閣外協力で選挙に臨んだものの、
結果は両者ともに議席減でした。

これは比例区で票が取れなかった点が大きいです。

もし小選挙区で1本化できたとしても、比例区で負けてしまえば
意味がありません。
この比例区でいかに党のアピールをし、
票数を積み上げていくかが問われるでしょう。

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