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ついにはじまる。東京15区補選、保守リベラル男女大乱立の選挙戦に


①ついに与党、野党第一党が擁立へ

昨日のことです。

小池都知事が特別顧問を務める都民ファーストが、
東京15区で乙武洋匡氏を擁立する方針です。

乙武氏は先天性四肢欠損症という生まれつき手と脚がない状態で生まれ、
タレントであり政治活動家としても知られます。

選挙ドットコムでも現職の政治家に対し、
ズバズバと質問してくる姿勢は、まさに一級品と
言える存在です。

2022年の参議院選挙の時に選挙デビューし、
無所属で落選したものの、ひろゆきホリエモン
など有名人の応援演説を経て、維新や立憲のもう一人の方には
及ばない票差だったものの、それでも都民ファーストより
4万票上回る32万票を獲得したことは有名です。

もし仮に無所属でなく政党からの公認を受けていたら、
ボーダーラインの55万票近くには、当選していたかもしれません。

それほどネームバリューはありますが、今回は小選挙区ですので、
乙武氏及び都民ファの戦い方に注目です。

一方で立憲民主党は元区議の酒井夏摘氏を擁立する方針です。

酒井氏は立憲・共産・社民・れいわの4党から支援を受け、
昨年の12月の江東区長選挙では次点の34,292票を獲得し、
落選されました。

今回の選挙では立憲民主党の執行部と都連で考え方が分かれ、
候補者も二人の名前が挙げられていました。

一人は今回擁立される酒井氏で、
もう一人は参議院議員の須藤元気氏です。

ただ結局は前回の選挙に続きまだ日も経ってないことかつ、
共産や社民など左派の票固めが狙える酒井氏を
擁立することとなりました。

②東京15区のエリア

・江東区

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)


都民ファ【新人】乙武洋匡(47) ←自民・公明・国民支援
立憲【新人】酒井夏摘(37) 
維新【新人】金澤結衣(33)
無所属【元職】秋元司(52)[3期][参1期]
参政党【新人】吉川里奈(36)
保守党【新人】飯山陽(48)
共産党【新人】小堤東(34)←立憲民主党との一本化で取り下げか?

与党1人、野党5人の乱立へ

まず今回の選挙で大変有利なのは、いち早く立候補していた
金澤結衣氏でしょう。

特に自民党や立憲が小池百合子氏の動向を気にするあまり、
お互いに候補者を発表できなかったことは
少なくともアドバンテージにならなかったといえます。

もう選挙まで1ヶ月もありません。

そのため先に地盤固めし、前回の総選挙に続き出馬している
金澤氏は比較的有利となったでしょう。

問題は誰が前回の柿沢未途氏や秋元司氏が握っていた
自民票と野党票を得るか?
です。

イデオロギーのみですと、保守票は維新、参政、保守の3党
が握る可能性が高いです。

一方で現政権に不満のリベラル票に関しては
立憲もしくは共産に集中すると考えられます。

乙武氏に関しては自民公明の支援により、
与党票の集中➕都民ファーストでかなり組織票固めしつつ
動けるかが課題でしょう。

保守党と参政党は今回の選挙でデビュー戦ですので、
党としてどれくらいの集票力があるかが問われます。

注目の選挙戦ですね!


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