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神奈川18区 旧統一教会と絶縁。山際元大臣の正念場! 野党議席奪還できるのか!? #41【選挙解説】


①神奈川18区のエリア

  • 川崎市

    • 中原区

    • 高津区

②山際元大臣、議席を守れるか?

まず神奈川18区はこれまでと違い大幅な区割り変更となります。
中原区全体が18区に移り、宮前区は新設さあれる19区に移りました。
その神奈川18区は山際元経済再生担当大臣の選挙区です。
山際氏は国会では珍しい獣医師出身で、当選6回の衆議院議員で昨年の10月まで経済再生担当大臣を務めていました。
しかし旧統一教会との関係において野党から追及され、残念ながら辞任する結果となりました。
今回の選挙でも本人と旧統一教会との関係がどのように選挙戦に左右されるかが選挙戦を左右する結果となるでしょう。
またそれだけでなく、立憲民主党は前回と前々回擁立した三村氏を公認にするかと思いきや、常在戦場にも関わらず公認を見送るでしょう。
その背景には国民民主党と日本共産党がこの18区で候補者を擁立したことで、立憲側も連合と共産党の関係から、自主応援とする可能性が高そうです。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。


自民【現職】山際 大志郎候補(55歳)[6期]
国民【現職】鈴木 敦候補(34歳)[1期]
維新【新人】横田 光弘候補(62歳)
共産【新人】君嶋 千佳子候補 (75歳)


④誰が勝利するかは不透明

今回、現職の山際氏が有利・・・ということは分かりません。
大幅な区割り変更によって、新人候補の努力次第では選挙結果が変わりやすいと思います。
特に鈴木氏は衆議院の比例区で当選しており、あとは連合の支援が現状のままなら強力な対抗馬になるでしょう。
また維新の会の躍進は期待している方も多いでしょうが、維新自体は比例票で立憲を上回ることを目標としているものの、小選挙区では関東で議席が取れるか分かりません。
ただ今回、維新の会は前回に比べ小選挙区での票の上積みが出来れば党勢拡大にも繋がります。
共産党もまた野党共闘とは別に党勢衰退に歯止めをかけるべく、比例区での票の積み増しのために小選挙区で候補者を擁立していくことが目標でしょうね。
ですので今回は自民vs国民の戦いかと思います。

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