見出し画像

ぼっち保健師の勉強について①

1. 産業保健師になる前に…

 私自身は教えてくれる看護職の先輩がいないところから産業保健師生活が始まりました。
 とはいえ、いきなり産業保健師になれたわけではなく、どんなことやってるのかな~ということを知るために、勉強したいな…と思いました。
ただ、便利な本がたくさんあるわけでもなかったので、まず最初にやってみたのは…
さんぽ会に出席してみる
でした。
 というのは、産業保健は求人が知り合いから紹介されることがあるらしい…という話を、某大学の先生から聞いたので。その先生のすすめで、さんぽ会に出たのが始まりでした。
 関東にお住まいの方で、興味のある方は下記を一度ご覧ください。

 このさんぽ会、看護職だけでなく医師、人事労務系職員も参加しており、各企業の取り組みも学べて非常に楽しかったので、参加できるときはなるべく参加しておりました。
(私は当時関東にいなかったので、別の地域のさんぽ会にいたのですが…)
 年に何度か、大きなセミナーもやったりするので、一度のぞくのも有りかと思います。
空気が独特で…という方もおられますが。

 ぼっちで田舎にいるので、私はさんぽ会のほかに、社労士さんの業務を勉強していました。といっても、労働基準法や安全衛生に関するところをメインに勉強していたので、隅から隅まで…ではありませんが。
 社労士は難しいですし、そもそも産業保健ってどういうことしてるの?
に関しては、職場によります。
まずは本で産業保健のお仕事が知りたいという方は、下記tweetを。

という感じで、働く前から働いてた時に、私が参考にしていた書籍たちです。
COEDOHも学びの機会になりますので、私のように地方で働く保健師には、心強い場所になります。

2. 働いてからの自分の役割を考える

 まず、職場によって求められることが異なるので、どういうことが求められているのだろう?と調べつつ、職場の方に色々お話しを伺いながら、必要な分野について学んでいけばいいと思います。
 私のように誰も教えてくれないが割とあると思うので、誰かに教えてもらえないと、お仕事ができないという方は、正直向いていないかもしれません…逆に、どういうことをするのかな?これって何だろう?と好奇心旺盛な方は、産業保健のお仕事、非常に楽しいと思います。


3. 産業保健総合支援センターの活用

 各都道府県にある産業保健総合支援センターを活用してみるのも、勉強になります。
 研修は基本的に無料であり、最近はweb開催にもなっています。
 職場がこのような研修をOKしてくれるなら、興味がある、業務に関係がありそうというなところから参加して下さい。

 2022.09.18追記
 埼玉総合産業保健支援センター
 動画で学ぶは、研修動画及び研修資料が掲載されており、隙間時間や自宅での学習で勉強できるのがおすすめです。
 岡山産業保健総合支援センター
 高尾先生の研修等もあります。一部ネットでできるものもあるようなので、気になる方はご覧ください。

4.働きながら身に着ける

 これは働いている今思うことですが、働きながら、必要に迫られて頑張ったものは、結構身についています。職場の方からも喜ばれますし。何か聞かれても、全てをその場で答えなければならないということもありません。できる大人は、今は分からないので、確認しますねと伝え、あとでお伝えすることで、間違えた知識や情報を伝えることなく済みます。その場で適当に間違ったことを答えてしまうことは、信頼を失う行為につながります。私たち看護師・保健師は、国家資格を持って働いています。この資格には、誤った情報を伝えない、正しい情報に導くという責務があります。その場をごまかすようなことは辞めましょう。

 こうやって、すこしずつ成功体験を積み重ねていくことで、自分に自信も持てますし、学ぶことも楽しくなっていきます。
 まずは気軽に学べるところからやってみて、楽しそうと思ったり良いなと思うところから、続けてみてください。
 挑戦することで自分の可能性が広く、大きくなります。
 悩んでいるぐらいなら、挑戦してみるのが良いと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?