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手相のこと

子どもの頃、雑誌などに載っている手相占いを見る機会がちょくちょくあったのですが、それのどれにも自分の手相に近いものがなく、「なぜ、載っていないのだろう?」と不思議に思ったことがきっかけで、手相に興味を持つようになりました。

載っていない手相1 両手離れ型

大体、本に載っている手相の線はこんな感じのもの。

これをひな形にして、先が分かれていたり、まっすぐあるいはカーブしている、線が濃い・薄いなどのバリエーションがあるんですが、私の場合、生命線と頭脳線の始点が両手とも離れていて、すでにこの時点で一般的な本にあるものとは異なっています。

手相鑑定の島田秀平さんがこのタイプを「離れ型」と呼んで言及したおかげで、最近でこそ「KY線」と言われて認知度が上がっていますが、以前はそういう鑑定例を見たことがありませんでした。

この離れ型の特徴として、

「KY」(空気を読まない)というのがあります。

人にもよるのでしょうが、自分の実感としては、(読みすぎて気を遣いすぎる)な気がします。他の人があまり気にしないようなことまで気づいてしまい、人間関係もろもろ、今までわりとしんどいことが多かったような。どちらかというと、「繊細さん/HSP」に近く、はっきり言ってコミュ障気味です。

また、「大胆で行動力がある」ということらしいですが、これまた実感として「ビミョー」です。やはり空気を読みすぎてしまうので突拍子もないことは避ける感じですかね。堅実に行く方です。

その他にも両手離れ型についてググってみると、「リーダー体質」とか「頑固」「「飽きっぽい」などのワードが出てきましたが、うーん、ちょっと
違うような。リーダーよりは参謀役が向いているし。頑固かと言われるとそれほどでもない。

…いや、「飽きっぽい」に関しては、家族から指摘がありました。「好物・ハマっているもの」がコロコロ変わるのでうっかり手土産も買えないとクレームが出るくらいですかね。これに関しては当たっていると思います。

両手離れ型の鑑定文の全体的な印象として、姉御肌でサバサバ系な人がイメージされるんですが、自分の実感とだいぶ違うような気がしています。

載っていない手相2  分離感情線


途切れている、のとはまた違う。

これは右手だけに出ている線なのですが、たいていの手相は感情線は1本だけ。なのに私の場合、これが2重になっています。

この線に気づいたのは小学生くらいだったかと記憶しています。感情線が途切れている鑑定例はありましたが私のそれとはまったく異なるもの。ここでもかなりもやもやしていたのですが、最近、この線が言及されているサイトを見つけ、「ほほう…」と納得しています。

この「分離感情線」があると、初婚で失敗しがち……

はい、大当たりです。自分はバツイチです。
で、それを補足するかのように、

飽きっぽく、見切りは早い       
気分にムラがある、感情の起伏が激しい

…とあります。ここでも「飽きっぽい」という指摘が入ってます。
すると私は、離れ型+分離感情線で飽きっぽさが増幅されている状態でしょうか。

特徴の文章だけ読めば、なんだか単なる「イラチ」で「こらえ性がない」だけの人みたいですねぇ。あんまり近寄りたくない人というか。

まぁ、離婚に至った理由は、ちょっとカサンドラ症候群をこじらせてしまって、相手に対して希望が持てなくなったからで、飽きたのとは少し違うんですけれど。

載っていない手相3  左右全く違う

イラストを見ていただくとお分かりかと思いますが、私の手相は左右で全く異なります。別人の手相と言っていいくらい。
これも「なんで左右違うんだろう?」と色々探していたら、こんな鑑定を見つけました。

  • 『左右の手相が違う人は二面性がある』

  • 『矛盾を抱えている』

  • 『わりと波乱万丈な人生を歩みがち』

…これもあまり穏やかではありませんね。
二面性がある、と言われても、人間誰でも内と外とである程度パーソナリティーを使い分けていると思うんですが。それの上を行くんですかね?腹黒いとか?
これもあまり近寄りたくない人認定されてしまいそうな手相ですなあ。まぁ、本音と建て前をきっちり使い分けている、と解釈した方が精神衛生上良さそうです。

あ、だから家族に「何を考えているか分からない時がある」って言われるのか。納得。

あと、「波乱万丈な人生」ですかぁ。残念ながら、自分はDQNでもないし、華々しく自分語りするほどの「人生」でもないんですが、話のネタに最適な体験はぼちぼちあるかも。(でないとブログなんてやってない、多分)

結論

両手離れ型&左右非対称の手相の持ち主は、

とりあえず、飽きっぽい。
中に、二律背反(アンビバレント/欅坂の歌ではない)な自分がいて、毎日がマンガの「天使と悪魔のささやき」みたいなのが繰り広げられている。

ということで理解しておきます。


自分の手相はどれにも当てはまらないと感じている方は、この本を読んでみるとよいかも。線の読み解きだけでなく、手や指の形にも言及している本です。

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