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2月振り返りと映画鑑賞

POOLO2か月目の◆自主活動は以下の通り。

◆1on1
全13件 (1月9件)

◆トルコ料理パーティ

◆1月L Teamの定期MTG

残念ながら、モルック部の初めての活動には参加できず。
原因は自分の体力的・精神的バランスを仕事とプライベートとで上手にコントロールできていないこと。2月はますます仕事人間になってしまった。

映画鑑賞「ウエスト・サイド・ストーリー」

あっちゃんとの1on1で絶対映画館で観る!と決意した作品。

本日やっと2月11日公開の「ウエスト・サイド・ストーリー」を映画館で観てきた。

音楽とかダンスとかのすばらしさはいったん置いておいて、何よりも「怒りと悲しみと憎しみは、手放さない限り、『赦し』がない限り永遠に人を傷つけながら循環していく」んだと感じた。

今、世界のいたるところで、ますます人間同士の間で分断が起きていて、こういうメッセージが刺さるべき人(国/地域を統制する人、国と国(地域と地域)との間を取り持つべき人)に届かないことがつらい。

アリアナ・デボースが演じるアニータがドラッグストアでジェッツ達に「I am not an American, a Puerto Rican!!!」的なことを言い放ったシーンがまさにアニータにとって強い決別の念が入っていて、こういう移民1世達の思いが現代の移民ルーツの人々の考え方にも少なからず残っているんだと思う(もちろん全員にとは言わない)。

アニータはベルナルドのことが大好きなだけで、白人に対しては敵対心を持っていなかったと思うし、むしろアメリカの一員としてアメリカに溶け込もうと努力していた(事実、積極的に英語を話そうとする、仕事に精を出してキラキラしていた)。そんなアニータの希望を滅多打ちにしたジェッツ達が犯した罪は本当に深い、深すぎる。

トニーが一生懸命スペイン語でマリアに自分の思いを伝えようとする姿が、本当に美しくて、愛おしくて、これこそまさに愛だし、平和に必要なこと。歩み寄ることが、他者の立場に立とうとすることが、どれだけ慈しむべきことか、人類にとって大切なことか。

現代の国際政治に足りていないのはまさしくこういう側面だと思う。
私利私欲(自国第一主義)はもう通用しないし、必ず他者から制裁を食らう。堂々巡りの繰り返しで何も進歩がないことが同じ地球市民として恥ずかしくてならない。

あと、色使いが本当に良い。
寒色系のジェッツ、暖色系のシャークス。
マリアも最初のデートでは赤い半そでカーディガンを着てるんだけど、それ以降、着てる衣装は青色なの。最後のシーンは真っ青。

映画後半は終始涙涙で、まだまだ感想や考えを自分の中で落とし込み切れていないけど、今書き出せることはせっせと書き出してみた。


私は「赦せる」人間になりたいな。

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