灼熱カバディのアニメ7話を見ました

 こんにちは、雪乃です。日曜日ですね。灼熱カバディのアニメ7話を昨日2回ほど見て、今日また朝にもう1回見たのですが、その後にプリキュアを見たら記憶が一度飛びました。だって人魚が力技でヒレで歩くなんて思わないじゃん……。
 あと今日のゼンカイジャーが鬼ごっこ回(?)だったのですが、「鬼を倒せば勝てる」って発想が出てくるあたりほぼカバディでしたね(曲解)。
 それはそうと7話感想に戻ります。前回の感想はこちら↓から。

 7話は原作17話から20話までが描かれ、奏和との練習試合編は今回で終わりでしたね。4話をぎゅっと入れた分、今までの回よりも原作のカットが多かったように感じました。

 アバンからオープニングに入る流れ、テンション上がりましたね!

 ここ2週間ほどアニメの高谷煉に狂い続けていましたが、ここにきてようやく高谷煉が喋っていることを受け止めることが出来ました。

 「こっちの守備を削っていこうと思ってた? それは無理だ。」のシーンの王城さん、完全に敵キャラでしたね。本当に主人公サイドの人間なのか定期的に不安になります。

 そしてアニメで楽しみにしていたシーン。井浦さんの「お前の夢が!! 俺たちの目標が終わるんだ!! それを恐れろつってんだ!!」の台詞。泣きました。もうこのシーンに声が吹き込まれたというだけでアニメ化された甲斐があったというものです。とにかく気迫が凄まじかった。このシーンの原作の描き込みや力強い筆致、一枚の紙の上に乗った感情すべてが声に現れていて素晴らしかったです。

 このシーンから王城さんが宵越に代わりを託すまでのシーンに、王城さんが唇を噛み締めるシーンがあって。すごく繊細な表情の変化で、アニメならではの演出で良かったです。このシーンがあったからこそ、その後の「キミが僕の代わりだ。」の台詞の重みが増すというか。

 今回の劇伴も最高でした。毎週言っている気がしますが、本当にサントラを出してほしいです。「キミが僕の代わりだ。」のシーンはもちろん、宵越のレイドで流れたボーカル入りの曲はちゃんと聞きたい。

 中学生時代の井浦さんの回想シーン、公式試合での奏和戦を知っているとよりグッとくるものがあります。「STRUGGLE」を踏まえて上で「STRUGGLE2」を読むと人類史に残る至上の喜びを味わうことが出来るので全人類奏和戦まで読んでください。宇宙規模で流行っていなくてはおかしい作品なので。

 「だから俺は!! 俺の『最善』を超えていく!!」という宵越の台詞は作品全体を貫く宵越のプレイスタイルであり彼の心の芯だと思うので、アニメで聞けて良かった!

 能京が負けた後の「怒りや葛藤は懐へ、目線は先へ。簡単な事ではない。しかし、そうしなければ勝てない事を知っている。」というサッカー部の監督の台詞は名言だと思っているので、ここはカットされなくて良かったです。

 試合終わりで六弦さんに名前を聞かれた井浦さんが「オージョーノユージン」と答えるシーンは、名前に聞こえそうなイントネーションで言っててここはちょっと笑いました。こういうところのニュアンスもアニメならでは。

 高谷に手を差し出されたときに、自分の手を後ろに回す宵越が可愛かったですね。あと驚いたのですが、「たっつん」のイントネーションが私が想像していたのと違いました。「たっつん↓」かと思ってたら「たっつん↑」だった。マジか。

 ここの2人の握手ものちのち大事な意味を持ってくるので、全人類奏和戦まで読んでください。お願いします。

 帰りのバスのシーンは原作の1ページ分丸ごとカットでした。ここ、入れてほしかったな。

 畦道くんとの2人のシーンは見られたので感無量です。「『不倒』を初めて倒したのは、誰だと思ってる。」って台詞、良いですよね。この2人の絆がどんどん確かなものになっていく流れが大好きなのです。畦道くん、1日遅れちゃったけど誕生日おめでとう〜!

 そもそも宵越の異名である「不倒」とは、サッカー選手時代に一度も倒されたことがなかったことからつけられたもの。しかしカバディでは、何度倒されても心が折れない、精神的な「不倒」になっていくんですよね。この心の在り方としての「不倒」像の1つの集大成を見ることが出来るのが原作176話なので、全人類早く奏和戦まで読んでください。

 来週は1年生3人が入部するみたいです。楽しみ~!

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。