23歳のオタクが初めて変身ベルトを買った話

 こんにちは、雪乃です。

 おめでとうございます。今日からあなたは仮面ライダーです。 

 買いました。買いましたよ「仮面ライダーギーツ」の変身ベルト・デザイアドライバー。23年間生きてきて、生まれて初めて買った仮面ライダーの変身ベルト。プリキュアの変身アイテムですら買ったことなかったのに。

 というわけで早速開封してみたんですが、あの、

デカくない????

 これ一応子ども向けの玩具として販売されてるやつなんですよね?デカくない?皆これ巻いて遊んでるの?重くない?
 私の手がそんなに大きくないというのもあるかと思うのですが、写真をご覧いただければ分かるように、とにかく大きいぞこのベルト。一応仮面ライダーストアや近所の家電量販店で現物を見てから買ったのですが、自分で持ってみたら予想以上に大きいし、何より重みと厚みがすごいです。(写真を撮るときは片手でベルトを持っていたのでかなりキツかったです。)

 あとこれは脳人ブレスが届いたときも思ったのですが、今の玩具って説明書が紙じゃないんですね。さすがペーパーレスの時代(?)。

 あと、キャンペーン中なのでタイクーンのライダーコアIDも無事ゲット。やっぱりニンジャレイズバックルも欲しくなってきたな。

 ちなみに箱を開封した際、我が実家では爆速で娘が特撮にハマっていく様子に爆笑する母・「変身ベルト⁈」と驚愕する父・そして恐れ多すぎてベルトになかなか触れない娘(私)と、カオスなことになっておりました。

 開封後は実際に電池を入れてスイッチをオンにしてみたのですが、操作をするたびに思っていたよりも爆音で音が流れてビビりました。近所中に響き渡ったかと思った。変身ベルトってあんなに音量すごいんだ……。

 デザイアドライバーが届く前は、「ベルトが届けば私も仮面ライダー!ギーツに変身するぞ!」くらいのノリだったんですよ。しかしいざ届いてみたら、なんか、こう、「人のベルトがなぜか家にある状態」というか。脳人ブレスが届いたときは全然そんな感じもしなかったんですけどね。

 ちなみにこの記事、考えている段階では「変身ベルトを買ったら仮面ライダーと同居している気がしてきた」という、過去最高に狂ったタイトルをつける予定でした。最後の理性で踏みとどまって今のタイトルになっているんですけど。

 私だけかもしれないんですが、なんか今、ギーツと同居している気がするんですよ。だって本来は本人が持っているはずのベルトが私の手元にある状態じゃないですか。何を言っているかわからないと思いますが安心してください。私も今自分が何を言っているのかよく分からないので。

 デザイアドライバーはいつもアクスタを買うような、そんなノリの延長線──ちょっと高めのグッズくらいの感覚で買ったつもりでした。

 しかしいざ届いてみたら印象が一変。今まで作中に登場するアイテムを再現したようなグッズを買う機会も少なかったせいか、「作中で見たものが目の前にある、実際に触れる」という状況がまずすごく新鮮で。本来触れられないものが、本当だったら次元の向こう側にある得難いものが、自分の手元にある。ニチアサってまあ玩具を売るための番組でもあるので玩具が手元にあるのは当然っちゃそうなんですが、「憧れのヒーローにとっての大切なもの、あるいはいっそヒーローの命をこの手に抱くことができる」という状況に、1人で勝手に感動しておりました。何より、このベルトこの世に生み出す、仮面ライダーの世界とこちら側をつなぐ仕事が存在するということそれ自体が、すごく素敵だなあと思います。

 ちなみになぜこの記事こんな深夜に書いているかというと、本日(12月11日)午前0時に解禁されるギーツのサントラを聴きながら書きたかったからです。オシャレなメロディとジャズを思わせる洗練されたサウンド、そこかしこに散りばめられたミステリアスさは、まさしくこれぞギーツ!という感じ。戦闘はスタイリッシュに、しかしストーリーは謎が多い……そんなギーツにぴったりです。メインキャラクターそれぞれのテーマ曲まであるの、最高ですね。(「吾妻道長のテーマ」がしんどくてウワーッってなってる。)

 サントラを聞いていたらじんわりと「この世界、好きだなあ」と込み上げてくるものがあったので、そろそろちゃんとギーツの内容に関する記事もアップしようと思います。3話が放送されたあたりから書いているんですけどね、全然終わっていないので。

 さて、明日……じゃなくてもう今日はニチアサの日!楽しみ!ということでさっさと寝ます!デザイアドライバーを枕元に置いた状態でな!

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。