ブンブンジャーショー第1弾を観ました(2回目)

 こんにちは、雪乃です。今日は久しぶりにシアターGロッソに行ってきました。

 爆上戦隊ブンブンジャーショーの第1弾がもうすぐ千秋楽を迎えるので、もう1回は観ておかねば!と思いました。第2弾からはヒーローショーの方にもブンバイオレットが加わるので、5人のブンブンジャーも見納めです。

 初見時の感想はこちらから。↓

 前回観に行ったのが放送開始直後の3月だったので、ブンブンジャーショーを観に行くのは3ヶ月ぶりでした。ストーリーは知っているので、今回はより細かいアクターさんのお芝居が観られて楽しかったです。特に好きなのが、物語終盤で助けたカップルを後方から見守るブンブンジャーの面々。特に未来ちゃんの動き、台詞こそないけどストレートに感情が伝わってきてめっちゃ良かったな……。舞台袖から出てくるときの未来ちゃんの動きがちょっとキャッツっぽくてすき。

 あと本編でもヒーローライブスペシャルでも思ったのですが、ブンレッドの所作がめちゃくちゃ好き。ちょっとした所作から生まれるブンレッド特有の、清潔感のある色気。マジであれが大好きです。オペラグラス持って行けば良かったな~。
 ブンブンジャーは変身後のスーツがシンプルな分人間の身体の動きがすごく映えて、なおかつアクションがすごく美しくて好きなんですよ。魅せ方が洗練されていて、「ヒーローのアクション」としての純度も高い。アクションパートは本編でもショーでも大好きです。

 ブンブンジャーって、すごく皆が大人の戦隊だなと思っていて。チーム内の報告連絡相談はする、個人の判断を信頼して任せる、個人の判断の責任は自分で取る。皆が戦隊とは別の生活基盤を持っている、一度引き受けた仕事は責任を持って最後までやり遂げる。こういう「大人」を真正面から描くのがブンブンジャーの魅力であり、だからこそ「自分の人生のハンドルは自分で握る」というメインテーマが説得力を持つのだと思います。そして個人として独立した大人が「悲鳴を聞いたらじっとしていられない」という理由で戦うからこそ、ヒーロー番組としての「純度の高さ」みたいなものを維持できているのだと感じます。

 で、この「純度の高い」「大人の戦隊ヒーロー」に加入する追加戦士がブンバイオレットなわけでして。あーーー明日の本編めちゃくちゃ楽しみ。

 今日はGロッソでキングオージャーショーのDVDも購入できたし、終演後に寄った東京駅でブレーザーくんとゲント隊長のアクスタもお迎えできたので満足です。来週から始まるウルトラマンアークも楽しみです。

 ヒーローショーの定番演出、それは観客による声援。この声援は主に舞台上のキャラクターが「頑張れと言ってくれ!」みたいな台詞を言って、それを受けて観客が声援を送って……という流れがオーソドックスなのですが、実際にヒーローショーを見ると、キャラクターに促されずとも子どもの「頑張れー!」という声が聞こえてくることがあります。
 本当に自然に出た、応援の言葉。今日も子どもたちの声援を聞いてきましたが、こういう声援が自然に出てくるということは、その子にとってが舞台上のヒーローの戦いが目の前に間違いなく「在る」ということ。私にとっては虚構でも、子どもにとって舞台上のヒーローは間違いなく実在していて、なおかつ子どもは声援を送ることで「ヒーローが存在する世界」を生きることができる。大人になってから特撮にハマった私にとって、そのことが羨ましく思えた日でもありました。

 さて、もうすぐブンブンジャーショー第2弾の開幕です。初日は別の観劇予定を入れているので観に行くことはできないのですが、7月のチケットはもう取ったので楽しみです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。