「ワッチャプリマジ」37話を見たよ

 こんにちは、雪乃です。日曜日に出かけていた関係で、今週のプリマジは録画で見ました。というわけでざっくり感想。前回はこちらから。↓

 まつりちゃん&あうるちゃん、そしてひな先輩&あまね様のデュオ回がシリアス寄りだったのに比べて、れもんちゃん&みるきちゃん回はコメディタッチで始まった印象。この2人はギャグ回なのか……?と思ったのも束の間、今までのデュオ回で一番ハラハラするエピソードでした。人間関係がとにかくヒリつく……!
 れもんちゃん、基本が真面目であるが故に色々と危ういところのある子。れもんちゃん、言動の端々から「今までの交友関係はオタク仲間だけだったんだろうな〜」みたいなことが窺い知れるのが、キャラクター描写が一貫していて好き。自分自身や自分の言動にどこか自信が持てていないようでいて、ちゃんと自分の芯がある。でもときどき不器用で。人は簡単には変われないけれど、周りと関わりながら少しずつ変わっていく。プリマジの人物描写の局地みたいなものが凝縮されているれもんちゃん、好きだ……。

 そしてみるきちゃん。もう登場するたびに株が上がりません?最高。
 今回のライブパートはみるきちゃんの「イワナイ」だったんですが、これほど最初に聞いたときと印象が変わる曲もあるとは、という感じ。
 「イワナイ」は、ずっと、みるきちゃんにとっての最高の「カワイイ」を出すために作られた曲、という印象でした。もちろんそれは今でも変わらないのですが、今回聞いてみると、これがみるきちゃんの本当の姿なのかな。心の声とまったく違う振る舞いをすることができて、でもそれゆえに本音はあまり出さない。そんなみるきちゃんが自分の「マジ」で勝負するのがプリマジの舞台。あざとかわいい裁判の回で「ありのままの自分」を「自分が望む自分」と定義したのがすごく好きなんですが、「イワナイ」もまたみるきちゃんの美学のひとつなのかなと思いました。自分が望む姿で、自分の本当の思いを歌い上げる。そういう意味ではオタクとしての人生讃歌を歌い上げたれもんちゃんと通ずるものがあるのではという気がしてきました。
 あの曲、王道かわいいアイドル系ラブソングだと思ってたので、れもんちゃんに向けた曲として歌われる日が来るとは思ってませんでしたね……。最高だった……。

 結果的に友達になっていたまつりちゃん&あうるちゃんや、元から親友だったひな先輩&あまね様とは違った距離感から始まったれもんちゃんとみるきちゃんのデュオ。オープニングで公開されているコーデもめちゃくちゃ可愛いし、この2人のデュオプリマジはもう一度ビッグバンが起こりますね。楽しみです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。