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自粛期間は、再放送を見る期間。

こんにちは。

テレビっ子な私は最近一つ思います、再放送とか総集編多くない?と。
もちろん、最近の情勢によって影響されているのだと思います。

民意に非常に影響されるテレビというメディア。
このメディアが再放送を決断する理由、私たちへの効果を自分なりにまとめました。自粛期間をどう過ごすべきなのか、考える一つのきっかけとしたいです。

原因は感染予防

こういった状況になる原因は言わずもがな、コロナ対策でしょう。

国民を相手に仕事をするテレビ業界といえど、生命の安全を確保し、感染を防止しなければいけない状況へと悪化してしまいました。
特に、芸能人でも感染者や死亡者が出ており、国民にも衝撃を与えました。心からご冥福をお祈りします。
このような犠牲を広めないためにも、テレビ業界で活動を制限せざるを得ないのは当然のことでしょう。

国民にもその危惧はしっかりと伝わっています。
連日、ツイッターには「#再放送希望」というハッシュタグをつけ番組名が投稿されているのを多く見かけます。
この背景には、「芸能人の安全の確保」と「面白いテレビ番組をみたい」の二つのバランスをとるためといった民意が現れていると感じます。

再放送と総集編

私個人の印象としては、番組によって再放送と総集編のどちらを扱うかわかれている感じがします。
ちなみに、再放送は過去の作品を無編集で放送すること・総集編は過去の作品の反響が大きい部分を集めて編集しているものと定義します。

再放送は、ドラマや映画などのストーリー性があるものに多いと感じます。これはおそらく、話の流れがわかっていなければ面白さがわからない構造だからでしょう。部分的に切り取ってしまうと、登場人物のキャラクターなどを掴めないまま見てしまいます。結論だけがわかっているストーリーに面白さのかけらもありませんよね。(笑)

それに対して、バラエティ番組は総集編が多く見られます。理由は、ドラマや映画と違い、面白さが瞬間的に表れる性質をしているからでしょう。
バラエティはそもそも、テーマに合わせてトークをするものが多いです。ある程度テーマと話の脈がわかっていれば面白いポイントだけ抜き出すことが可能となっています。

また、テレビを制作する側の事情もあるそうです。詳しくはこちらをご覧ください。

メリット:過去の理解を深める

私が再放送を見るメリットとして大きいと思うのは、過去にヒットした作品を知ることで理解が深まるという点です。

例えば、今「野ブタ。をプロデュース」というドラマを再放送していますよね。私は昔このドラマを見ていたので、改めて見てみることで、
「こんな部分が面白かった」
「この時言ってたこのセリフってこんな意味だったんだ」
などと、過去を思い出すだけでなく昔見て気付かなかった発見が得られることも有ります。

また、妹はまだ幼く通常放送時は見ていなかったので、この期間で初めて見ています。そんな妹は
「このドラマ聞いたことあるけど、こんなおもしろかったんだ」
と言っていました。再放送をすることで、過去の流行が知らない世代にも伝わるというのは感慨深いと感じました。

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私たちの過ごし方を学ぶ

こうして、テレビ業界は毎日放送をしなければいけないにもかかわらず、刻一刻と状況が変わる中でできることを最大限にやっています。
こういった姿勢は、私たちも見習わなければならないですね。

私は現在、会社から自宅待機を命じられている身です。新しいことに着手する機会も限られており、正直例年よりも苦しい状況が続いています。
しかし、こんなときこそ、再放送のように「過去の理解を深める」時間に充てることができるのかなと思います。

例えば、過去の自分を振り返って整理することや、会社の歴史や風土を理解することに時間を使えます。こういったことは、時間がなければおろそかにしてしまいがちですが、意外と重要なことです。

自分を見直すことで新たな自分の価値に気づくことができたり、今後どんな行動を起こしていきたいかというビジョンまで見えてくるものです。
自分の知らない自分を、少しでも知ることができたら、自分の魅力を高めるためのモチベーションも向上します!

また、会社のカラーというのは、今まで会社がたどってきた歴史から成り立っています。会社で活躍したいと感じるのであれば、すぐにでも行動したい気持ちもありますが、今できることとして会社の歴史から理解を深めるという視点も必要なのではないでしょうか。
そして、そういったチャンスは仕事をしながらだとなかなか生み出せないことも多いので、今しかない!と思って取り組むとモチベーションが上がるのではないかと思います。

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自粛期間で活動が制限される今こそ、自分や会社の「再放送」を自分で作って、未来に貢献できる人間に一歩近づきましょう!

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