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〜だっせん6〜 突然、先祖になった祖母 - みまさかぞく#021

1.祖母の死


先祖とは…  
『広辞苑』より
①家系の初代。②家系の初代以後、一家の現存者以前の代々の人々


最近、“今生きている私は、先祖からどんな影響を受けているのか”、“それらはどんな場面で表面化しているのか”、について考えたい気持ちが強くなり、数回に分けて記事にする計画を立てていました。

そして、「今の自分が存在している後ろには、果てしない先祖がいる」と書き始め、まとめ方を模索していた時……。

先日のこと。

同居していた祖母が亡くなりました。亡くなるまでの5年間程は高齢者施設にお世話になっていました。

8月上旬、突然の訃報でした。

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祖母の晩年、死、お通夜から葬儀、骨になり家に帰って来るまでの、“祖母の最期”を支えてくださった方々に心から感謝申し上げます。私たち家族だけではできなかったことを助けていただき、その優しさに、多くの場面で感謝の涙があふれました。本当にありがとうございました。

祖母は大正10年生まれ、101歳でした。

80代後半あたりから認知症を患い、それからの十数年は、私たち家族にとって決して穏やかな時間ではありませんでした。現実は非常に厳しかった。

しかし、火葬場で見た祖母の骨から、“祖母が語らなかった自身の人生”を知り、また、親戚や菩提寺住職と話をする中で、“祖母と一緒に笑った時間”を思い出しました。

楽しかったことも、嬉しかったことも、いっっぱいあった…と。

私は、深い穴に沈んでいた記憶がよみがえり、涙が止まりませんでした。

自責の涙、安堵の涙、感謝の涙、謝罪の涙、淋しさの涙、綺麗じゃない涙も…。きっとこれからも、複雑な涙があふれてくると思います。いつか消化される日が来るまで。

祖母のことは改めて記事にしようと思っています。

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2.今後の〜だっせん〜の予定

今後の予定をお伝えして、今回は終わりにします。

前述した“今生きている私は、先祖からどんな影響を受けているのか”、“それらはどんな場面で表面化しているのか”を具体的にするために、以下の回に分けてまとめていこうと考えています。


〜だっせん⑦〜
「私に染みついている先祖を敬う習慣」を通して、今私は【先祖とどう生きているのか】

〜だっせん⑧〜
「お墓掃除とお盆」から感じ考えた、これから私は【先祖とどう生きていくのか】

〜だっせん⑨〜
【亡くなった祖母について】

⭐︎先祖とのつながりは、私にとって大切で今考えておきたいことです。もしかしたら、回が増えるかもしれません。

よろしくお願いします。

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3.おまけ

祖母の葬儀の日の朝焼け

私は朝焼けの優しい色が好きです。太陽が力強く昇ってくる前に、こんな穏やかな色で包み込んでくれるなんて。

ありがとう、空。

読んでくださりありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

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