🫧

大学3年生

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失恋

冷たくされるより、恋人ごっこの方が残酷。 何回もご飯に行って、奢ってくれた。 お酒の美味しさを教えてくれた。 手を繋いで、肩にもたれていいよって優しかった。 可愛くて良い子って頭を撫でてくれて、 仕事中も話しかけてくれた。 寝落ち通話もしたし、弾き語りもしてくれた。 彼の事が大好きで、愛おしくて仕方がなかった。 付き合いたくて、4回目のデートで告白した。 普通に振られた。 あまり本気になれないらしい。 いい加減な思いで付き合って、傷付けたくないと言われた。 何それ。

    • 一人で生きていく

      人の不幸を願うのは、恋ではなく執着である。 自分自信を大切に出来て初めて、誰かとの幸せを掴める。 恋人は、ネガティブな自分を全肯定してくれる存在ではない。 大丈夫、私は私だから。 よく泣いて、よく笑う自分、飛び降りたい自分、今の自分最強!って思うのも自分。 芸術と自炊と勉強が好きなのも、飲み過ぎて記憶と予定飛ばすのも自分。 今の私もあの頃の私も、受け入れてみよう。 大丈夫だよ、ゆっくり進んでいけばいい。

      • 崩壊

        フレンチトーストがいくらふわふわでも 私との関係は変わらないかもしれない。 でも、口に運んだその時、 ふわふわな幸せは届けられる。 私の笑顔があなたの幸せだったみたいに、 あなたの心がほぐれたら、私も幸せになれる。 会える喜び、美味しいものを共有できる喜び 顔を見合わせて、美味しいねって言える幸せ。 その一瞬一瞬を大切にしたい。 私の心の温もりを、あなたに伝えたい。 だから、私はフレンチトーストを焼いて あなたに会いに行く。 自分を犠牲にしてでも、相手

        • 恋愛とは

          失恋で傷付いて、自己否定してた。 本気で好きになって気持ちを伝えた自分が悪い。 自分は重すぎるから、もっと恋愛の優先度を下げるべきだった、と。 でも冷静に考えてみれば、思わせぶりで薄っぺらな言動で私を振り回した方に非がある。 そんな利己的で醜い下心に自己肯定感を下げられてる私、可哀想ではないか。 相手を好きになって、思いを伝えて、 私は何も悪い事をしていない。 相手がクズなだけだ。 今の恋愛でも、私は自己否定している。 両思いのゴールが付き合う事だと思うのは、子供

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          オペラ座の怪人

          オペラ座の怪人を観てきた。 忘れないうちに感想を書く。 映画に忠実で、場面転換も舞台装置が想像以上に工夫されていてスムーズだった。 役者を何人か使って、瞬時の切り替えなど、リアルでの不可能が可能になっていた。 原作への拘りの強さに感動した。 前半でそれが当たり前になってしまい、怪人の幼少期の回想シーンがマダム・ジリーのセリフのみで済まされているのが残念に思えてしまった。 クリスティーヌの初舞台への場面転換と、早着替えが特に凄かった。 ただ、『愛』の部分の変更が大きくて少

          オペラ座の怪人

          私のこころの真ん中は ふわふわして温かい。 そんな柔らかな部分を 彼に預けてしまった。 1番おいしくて、脆くて、私のかわいいところ 大切にしてね。 彼女がいるの、分かってる

          ナラタージュ

          台詞がきらきらしてて、メモを取りながら鑑賞した。 ネタバレになるけれど、記録としてお裾分け。 甘酸っぱくて、梅雨に合う映画。 雨の日の心にすっと沁みた。 ただ、引っかかる点がたくさんあった。 嫌悪感 まず懐中時計、少し無理がある。 いい感じに終わらせとけば何とかなるって安易な考え。 大学2年生の視点で描かれた映画を、「大人のラブストーリー」って謳うのも違う。 離れていく縁を無理に繋ぎとめようと必死になって、泣いてもがいて苦しんで もう無理なのに。 それが

          ナラタージュ

          キャンディー

          『白いウズラ』 ジョン・スタインベックの短編小説『白いウズラ』を知っているだろうか。 主人公のメアリーが銀行家と結婚し、理想の庭園を造る話だ。 大学1年の頃授業で読んだ小説で、もう2年前になるが、キャンディーについての描写が忘れられない。 イタリア製の、素敵なキャンディー 開かないで、食べないで 本当の中身なんて、大したことないから。 2年前、先生の解説を聞いても分からなかったメアリーの心境に共感している自分に驚いている。 包み紙を解いたら、自分の価値なんて無くな

          キャンディー

          嫌いな言葉

          「ありがとう」はもう聞きたくない 申し訳なさそうに、ごめんね、ありがとうって そんな言葉もう要らない。 あなたの笑顔が見たかったから。 ねえ、どんな風に笑ってた? 100%の笑顔を思い出せない。 困ったような、呆れたような顔で記憶が止まってる そんなの辛いよ。 私の想い、いらないみたい。

          嫌いな言葉

          桜が咲く頃に

          高校時代、好きな人には彼女がいた。 彼女がすっかり冷めた後も、彼は信じられないくらい一途で、彼女に夢中だった。 彼女と喧嘩しては学校を休み、大学受験に失敗し、彼女の為に夢も捨てて、抜け殻みたいになってしまった彼を私はどうすることも出来ず、ただ寄り添って話を聞いていた。 いくら好きでも彼を幸せにできない自分の無力さが大嫌いで、彼女にどんどん苦しめられていく彼を思って何度も泣いた。  高校を卒業してからは何度か会っていたが、大学入学を期に疎遠になり、薄っぺらいLINEを何

          桜が咲く頃に