そういえば苦手に思われるタイプだった

海外赴任をし駐妻コミュニティーから異物扱いをされる日々に浸かる中で久々に思い出したのが、「そういや自分周りから苦手に思われやすいタイプだったわ」ということだった。

日本人ばかりのアパートで浮く。
趣味のコミュニティでも浮く。
子どもの幼稚園のママ友コミュニティでも浮く。

実際自分は駐妻ではないから物理的に会わないし話も合わないから仕方ないかと思っていたのだが、ここに来て自分と同じような働いているアラフォー仲間からも敬遠されているのか集まって散々飲み散らかした翌日からラインが既読にならないのでこれは完全に自分が何かやらかしたんだろうし避けられてんだろうなと悟った。人付き合いって難しい。こういう思いを抱くのって若いとき以来だとしみじみ半生を振り返る。

学生時代は仲の良い友達がいたし今も付き合いはあるけれど、そうでない人たちからは「変な人」という感じで結構避けられていたように思うし、社会人になってからもなかなか気があう人とは出会えなかった。出会えたとしてもそれはたいてい異性で、相手のどこかにスケベ心があり自分に合わせてくれていたように思う。

仕事で海外部署に異動してから10年以上は居心地の悪さを感じたことはなかったので上記のことをすっかり忘れていた。だがよく考えたらずっと海外に住んでいて仕事や家族、友達以外の日本人とやりとりすることはなかったし、子どもが生まれてから仲良くなった人たちは子どもを通じて仲良くなったのであって私個人との付き合いは思えばそんなになかったのかもしれない。

というわけで、久々に日本人コミュニティに1個人として浸かってみて、己の鼻つまみ者感を思い出した。傾向として、ぶっ飛んでる女性や男性からは結構好かれるのだがいわゆる普通の女性から避けられる。それだけに仲良くしてくれる人にはありがたい気持ちでいっぱいだ。みんなありがとう。そして酒はやはり飲み過ぎてはいけないと反省する。その反省の効力はせいぜい1週間程度なので本気では反省していないところが避けられる所以なのだろうが。


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