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いえだゆきなの自己紹介&イラストまとめ

令和はじめての正月ですね。はじめまして、イラストレーター(兼広告デザイナー)のいえだゆきなと申します。noteをはじめてみようと思い、自己紹介と今まで描いたイラストをまとめます。

まずは、私の経歴を少し。愛知県名古屋市出身。武蔵野美術大学の日本画科を卒業。日本画を専攻したのは、油絵や彫刻よりも好きかなというくらいの何となくの理由でした。でも振り返ると、平面的な作風・色合い・余白の美しさなど、自分の描く絵に生かされているなと思います。

卒業後は、たまたま旅行で行った奈良ののどかさに癒やされ、思い切って移住。2年ほど雑貨やショップでアルバイトをしながら、絵を描いたり、寺社仏閣をめぐりながら過ごしました。

でも、のんびり寺社仏閣めぐりをしている場合じゃないと焦り、地元名古屋の広告制作会社にグラフィックデザイナーとして入社。入社後は、デザインよりも絵を描くのが好きだった(デザイン3:イラスト7くらい)ので、絵を描く仕事があれば積極的に取り組んでいました。というか経験も少なくてデザインが下手だから絵に力を入れていたのかもしれない。。。

そんな私に、社内の空いているスペースをアトリエにして、絵描きに没頭できる環境を与えてくれた会社。懐が深いです。

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↑楽しく作業に没頭する会社での様子。

そうして、イラストが描けるデザイナーとして社内外から少しづつ認知され、絵を描く仕事を声をかけていただけるようになりました。

<絵を描いた主な仕事>

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①広島県呉市「呉市海上花火大会告知ポスター」

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私の一番の転機になった仕事です。イラストとデザインを担当しました。

花火を見に行ったときの思い出や、花火大会でのあるある、誰もが「共感できるポスター」を作ろうというコンセプトでした。制作する内に、情緒的な花火大会のポスターって実は今までなかったんじゃないかと気付かされました。

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② 光文社「みちづれはいても、ひとり」寺地はるな 著

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ありがたいことに「呉市海上花火大会告知ポスター」を見てくださった編集者さんから、装画のお仕事をいただきました。

寺地はるなさん著の小説で、読むと主人公である女性の価値観に共感しました。そんな主人公の境遇や物語を締めくくるラストシーンを描きました。イラストは、様々な価値観や境遇を否定も肯定もせず、切なさも希望も感じる曖昧な表現を心がけました。

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③岸和田スポーツ「店内ポスター」

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関西のスポーツショップ「岸和田スポーツ」さんのポスターを制作しました。情緒的な部活のシーンを意識しつつ、スポーツの躍動感に合うように少しだけ立体的なタッチにしました。

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そごう・西武「母の日プロモーション」

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母の日のプロモーションにおけるSNS用ビジュアルのイラストを制作しました。

母の日になかなか素直に向き合えない人たちを否定するのではなく、そっと優しく背中を押すように、抑えめな優しい色調で描きました。

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こうしてみると、どんな立場も肯定も否定もしない、ハッピーでも、悲しいでもないあいまいさを表現しているものが多いです。私の絵も、日本語のように、白黒はっきりつけるのではない、繊細な感情を表現したいと思っています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!

今後は、より絵でできることを増やしていきたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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