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Sea to sky soccer clinic 2019 in バンクーバー

10月末にシーズンが終わってから、シカゴを拠点に一人でトレーニングを継続しつつ、ちょくちょく旅行にでかけるといういつもと違うライフスタイルを送っていたところ、あっというまに12月になっておりました。


2017年に過ごした4ヶ月のオフシーズン(【永里優季】4カ月のフリータイムを得たら、どう過ごしますか?)とはまた違った過ごし方をしている2019年のオフシーズン。

今年は、自分の身体に対してもっと追求したいという衝動に駆られておりまして、平日はジムでトレーニングに励みつつも、週末やあいまに旅行を大胆に挟み、オンとオフの振れ幅をかなり大きくするというスタンスをとっております。


いつもだったらオフシーズンに入ったら即刻日本に帰国していたのですが、今年はこのようなスタンスで新たな成長を試みております。



さてさて、そろそろ日本に帰国するのですが、その前に前夜祭として、バンクーバーのキッズサッカークリニックにお呼びしていただき、行ってまいりました。

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この話をいただいた時は、日本行きの航空券は予約済みだったのですが、この日はタイミングよくシカゴに残っている予定だったので、即"YES"回答。


小林大悟選手はヴェルディの先輩(私がメニーナ・ベレーザ時代)。大悟さんがMLS ニューイングランドに所属していたとき、シカゴに試合で来られたことがあったのでその試合を観に行きまして、そこで10数年ぶりの再会を果たしたのがきかっけで、大悟さんが今回お誘いしてくださいました。

大悟さんは、今年でプロ19年目。その半分のキャリアを海外で過ごしています。名門清水商業から東京ヴェルディに加入、その後大宮へと移籍し、ノルウェー、ギリシャでもプレーし、清水に加入。2013年にMLSのバンクーバーホワイトキャプスへ移籍し、ニューイングランド、ラスベガスを経て、現在はアラバマ州にあるバーミンガムでプレーしています。

日本代表キャップもあり、言わずと知れたサッカー界のレジェンドのお一人でございます。


そしてもう一人のお方、遠藤翼選手。翼くんは MLS トロントFC所属の26歳。JFAアカデミー卒業後、アメリカ・メリーランド大学へ進学、その後大学での活躍が評価され、日本人初のドラフト1位指名でトロントFCに加入した、異色の経歴を持つ選手です。

今年のMLS チャンピオンシップではリーグ優勝を果たし、その後のプレイオフを勝ち抜き、チャンピオンシップ決勝進出を果たしました。これって日本ではあまり報道されていなかったのかな?見つけたのはこの記事くらいでした。


アメリカで活躍するサッカー選手の取材、私がむしろやりたいくらいですよ!(自分が現役なので、シーズン中に取材は難易度高い。苦笑)


今回はそんな3人によるサッカークリニック。

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現地の日本人の子供たち、約30人が参加してくださいました。本当に寒かったですが、子供達の楽しそうな笑顔、真剣さ、堪能な英語に触れ、逆に私にとっての学びと発見の多き時間ともなりました。


今回のクリニックは、コーチ3人が3箇所に別れて、「パス、ドリブル、シュート」のトレーニングをグループごとに行い、私はシュートを担当しました。

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そしてその後は、ひたすらミニゲーム!私なりの本気で挑みましたが、スリッピーなピッチに足を取られ転倒を繰り返し(苦笑)たり、逆にそれを利用しスライディングタックルを炸裂させたりと、とにかく子供達には絶対に負けない!という気持ちで挑みました。

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やっぱり100%出さないと、返ってくるものも中途半端になってしまいますからね。

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バンクーバー経済新聞にもその様子が掲載されましたので、その記事も貼りつけておきますね。

(ゆうきの「き」が間違っています。涙)


クリニックの後はトークショーということで、3人でいろんな話をさせていただきました。親御さんも熱心に聞いてくださって、話がいがありましたよ〜。

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大悟さんが「サッカーノート」の話をしてくださって、私も共感することがたくさんありました。大悟さんも小さい頃からつけていたそうで、最初はなんでもいいから、できたことや気づいたこと、なんでもいいからノートに書いてみてほしいと子供たちにアドバイスを送り、参加した子供たち全員にノートをプレゼントしていました。

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ステキング〜。私も17歳くらいからノートを書いていますが、かれこれ15年くらい続いております。読み返したら恥ずかしいこととかめちゃくちゃ書いてあるんだろうなと思って、全く読み返していません。。。翼くんは読み返すタイプだそうで、すごいなと単純に尊敬しちゃいました。



北米で活躍する日本人。

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ということで、今回このような機会をくださった皆さんに本当に感謝です。男子のサッカー選手との交流はなかなか機会がないですし、皆さんの生き方からいろんなことを知ることができ、人生をさらに豊かにしてくれるので、こういった繋がりももっと大切にしていきたいと思います。

(写真 斎藤光一)

北米でも、日本人選手たくさん頑張ってます!



みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。