状況と目的によって、「方法」が規定される
方法は状況と目的によって変化させられることが大切で、逆説的にいえばその状況と目的に応じて変化させられるだけの「方法の数」をもっていることが必要になります。
そして、方法=手段に置き換えられるので、ここから先は「手段」という言葉を用いて話をしていきたいと思います。
この原理をサッカーというフィールドで起きている場面に置き換えて考えていくにあたって、まずはサッカーのボールを持っている時の基本スキルの確認から。
大きく分けるとドリブル・パス・コントロール(ボールを止める)・シュート。これらのスキルを「状況と目的」に合わせて選択し、発動していきます。
サッカーというのはこのように無数の選択の連続で成り立っていて、状況を把握する力、その状況に対して目的は何か?を認知する力など、知性を必要とするスポーツです。
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みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。