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コントロールできることをやり続けるしかない


中国・武漢から始まった新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい始め、ヨーロッパ各地、北米では急激に感染者数が増加しています。3月9日(月)からプレシーズンが始まっていましたが、3月13日(金)の練習を最後に、チームでのトレーニングができない状態が続いています。

最初は、リーグ(NWSL)から全チームに 3月22日(日)まで練習禁止の要請が出されましたが、さらに状況が悪化していったため 4月5日(日)までその措置が伸びました。

さらに、私の住んでいるシカゴ(イリノイ州)では 3月21日(土)午後5時より外出自粛要請が出されました。

(詳細は上記参照)


フランスでは外出するには外出許可証が必要みたいですが、イリノイ州は完全なる外出禁止ではないので、普通に外を出歩いたり食料品やドラックストア、コーヒーショップ、ガソリンスタンドなどへは普通に行くことができますが、バーやレストラン、学校はシャットダウンされています。


車も普通に走っていますが、交通量は普段に比べると明らかに少ないですし、市内に向かう高速道路はいつも渋滞のシカゴですが、ここ最近は渋滞が全くといってないそうです。


外を歩くと不気味な静けさがあったり、先日市内を車で通る機会があったのですが、人気が全くなく本当に不気味でした。



チーム練習のない半軟禁自宅生活


世界中では多くのアスリートやサッカー選手が自宅生活を余儀なくされています。ジムやトレーニング施設は完全に封鎖されているので、トレーニングはほぼ自宅に制限されています。

この点で言うと、日本では試合等は延期の措置が取られているものの、SNSなどを見ているとチームトレーニングは通常通り行っているみたいなので、海外の状況と比べたら少し緩和状態にあるように感じます。


で、ほぼ家に缶詰状態になって10日が経ちましたが、意外とやることはあります。やることというか、やりたいことというか、やれることというか。1日中何をしているかというと、まず、朝は歩いてコーヒーを買いにでかけます。これが基本的には1日の中で唯一の外出になります。


本を読んだり、絵を書いたり、ドラムを演奏したり、レコーディング作業を勉強したり、幸い最近になって多趣味になった私は、トレーニング以外にもやりたいことややれることがたくさんあって、この辺りは困っておりません。


ちょうど今年に入ってから畳仕様のマットを購入していたので、普段自宅で色々とトレーニングをするのが好きな私にとっては、着々とやれることのバリエーションは増えておりました。

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ボールもたくさんあるんですよね。バランスボールにメディシンボール、野球ボールやバスケットボール、柔らかいソフトボールからテニスボールまで、本当に色々と(笑)


ボールが大好きで、気付いたら色々と集まってました。去年から一軒家に引っ越していたので、ボールで壁あてもできるし、騒音で下の人や上の人にも迷惑がかからないので、結構音の出るダイナミックなこともできたりします。


インスタグラムのストーリーに自宅でできるトレーニングを毎日アップしてるので、よかったらフォローしてみてください。



いつもは1時間くらいかけていろんな道具を使って身体をほぐすのですが、この生活になってから1.5〜2倍の時間を費やしています(笑)いつも固まりやすくて、なかなか張りが剥がれない箇所を徹底的に剥がそうと思っています。そのおかげか、長年凝り固まっていたところが徐々にほぐれてきてきました。


練習が再開したら元に戻るかもしれないですが、普段なかなか時間と労力を費やせないところに取り組んでいます。


あと、庭もあるのですが、かなり凸凹でぬかるんでいるので激しい動きは怪我のリスクが高くて・・・先日ダッシュや方向転換走を試みましたが、滑る危険性が高すぎて本気は出せませんでした。それ以降、庭ではやっていません(笑)


最近見つけたのが、路地裏です。ここは人気がないのとゴミ収集車くらいしかこないので、走るのには最適な場所です(舗装が必要な感じはありますが・・・)。なので、ここでシャトランしたりダッシュしたり、長い距離の走りではなく、短い時間で心臓と肺と身体に負担のくるメニューをやっています。


そんな感じで、結構1日がすぎるのはあっという間で、やりたいことが多くて時間配分を考えるくらいです。練習再開まであと2週間とされていますけど、結局それもどうなるかわからないのでそれを念頭に置きながらの準備と、それが先延ばしになるかもしれないという心の準備もしております。


予定を立てることもできないですし、本当にその日1日をどう過ごすかというところだけ。



免疫力を高めて、感覚を磨いて、協力し合う



この生活があとどれだけ続くかとかもわからないし、自分が感染しないように免疫力を高めてコンディションを維持していかないといけないし、先のこと考えると不安になったり心配になったりして、精神的に不安定になって逆に健康を損なうことにも繋がるので、ニュースは必要最低限見ないようにしたり。


このコロナウイウルスの影響で仕事を失ってインカムが入ってこないっていう友達も周りに出てきたし、そういった身近な人たちや地域の小さなビジネスをやっているひとたちを助けたりもしながら、こういう時こそみんなで協力して乗り越えていかないとダメだなと感じてます。


経済をどうにかして回すために少しでもなるべく消費するように心がけて、身近な人たちを気にかけて、とにかく周りの人たちに安心と希望と勇気を与えられるように、頑張っていくしかない。

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いつだって自分にできることは、自分にコントロールできることだけ。それ以外のことに振り回されずに、危機感持ちながらも時には楽観的に、この状況に屈することなく、みんなで乗り越えていきましょう。



最後に、これは私の単なる戯言だと思って聞いてください。みなさん、自分の感覚を磨くことを忘れないでください。とにかく、これからはそういう『感覚』っていうのが大事になってくると思うんです。その「感」の鋭さというか、そういうのが判断の軸になってくるというか。なんか、そんな気がしてます。

感覚を磨く
みんなで協力する


コロナに負けないぞ!!!!!!!!!!!!!!


みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。