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想像していた以上に世間は子連れに優しい

Twitterを見ていると、「子どもが電車で泣いてしまって『うるさい』と言われた」とか、「『母乳?』と聞かれてウザい」とか、「勝手に赤ちゃんを触られた!」とか、「うちの子は人見知りだから話しかけないでほしい」とか、「ベビーカーは邪魔扱いされる」とか、「子連れでスマホを触っていると注意される」とか、さぞかし子連れは過ごしにくい社会だなと感じる意見ばかりを目にします。

でも、本当にそんな嫌なことばかりなの?

実際に嫌な目に合った人もいるだろうから、あくまでもわたしの体験談なんですけど、わたしは良い人にしか出会ったことがありません。

子どもを連れて街中を歩くのは、とにかく不安が大きいので、一言声をかけてもらえるだけで、わたしは涙が出るほどうれしいし、今までそうしてこなかった自分自身を反省します。

わたしも子連れ(に限らず、困っている他人)には気を遣ってあげられる人になりたいな。

妊娠中から今までに出会った素敵な人たちを、思い出せる限り。

妊娠中。

妊娠中に電車やバスの席を譲ってくれたたくさんの方々。
自分もおじいちゃんなのに、臨月のわたしに席を譲ってくれた方も。

「いま何ヶ月?」と声をかけてくれた女性の方。

「まだお腹下がってないね。まだまだ産まれないね!」とお話ししてくれたおばあさん。
あのね、この時わたしすでに予定日過ぎてたんだよ笑。

子どもが産まれてから。

子どもを抱っこしていたらすぐに席を譲ってくれた電車やバスに乗る方々。

飛行機で息子が寝ず、ちょっかいをかけた隣の人。
嫌がるどころかあやしてくれて本当に助かりました。

同じく飛行機で息子が後ろの席を覗き込んだとき、いないいないばあをして遊んでくれた大学生の男の子。

電車で息子と手遊びをしてくれた、ディズニーランドに向かう女子大生。

「まあ!ほっぺが真っ赤ねぇ!暑いのかな?」と声をかけてくれたおばあさん。

「ぷにぷにだねぇ」と足を触ってニコニコしてくれたおじいさん。

宇宙語をしゃべる息子に微笑みかけてくれた外国の方。

信号のない横断歩道でベビーカーを押しながら待っていたら、すぐに止まってくれる運転手さん(これについてはわたし一人だったら絶対に止まってくれないので、マナーとしてはどうかと思っている笑)。

キッズスペースで「何ヶ月ですか?同じくらいですよね?」と話しかけてくれたお母さん。

と、他にもここには書ききれないぐらいたくさんの人に親切にしてもらいました。

こんなにたくさんの人に優しくされて、ありがたい気持ちしかないし、安心して子どもを産めるなぁとわたしは思っています。

思うに、あからさまに暴言を吐いてくる人は別として、わたしたち妊婦や子連れが他人との関わりに過敏になり過ぎているような気もします。

「母乳?」と聞かれて嫌だという意見をよく目にするけど、相手にとってはただの世間話だからそんなに目くじらをたてる必要はないし、わたしは勝手に赤ちゃんに触られても「うちの子ぷにぷにでかわいいからね。触りたくなるよね。わかる」としか思わないです。

コミュニケーションを取ろうとしてくれた他人をそうやって拒否するのは、子連れとそうじゃない人との溝をさらに広げてしまうし、本当はもっと関わり合って、もっともっとみんなが過ごしやすくなるようにしていくべきなんじゃないかなぁ。

もちろん、変に知ったかのようにいろいろアドバイスしてくる人もいるけどね笑。
初対面なのになんなんだと思うこともあるけれど、子育て経験者だと何か言いたくなるよね〜と思って軽く聞いておけばいいと思います。
というか、自分も将来そうなりそうでこわい……笑。

わたしも、これまで親切にされてうれしかったように、他の人にお返ししていきたいな。

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