風と共に去りぬ金

珍事の神様がわたしから離れてくれません。
絶対に、離れてくれません。

今日は
「こんな漫画みたいな話あるんだ」
という出来事がまた起きたので
備忘録として書いてみます。

実は我が家には生後5ヶ月になる
ボーダーコリーがいるのですが
彼を迎えるにあたり

「ちょっとは収入を得て
足しにしたいな」

と思い1ヶ月の短期バイトをいたしました。

平均年齢Over 70。
見渡す限りのシルバー人材に囲まれて
間違い探しみたいに40才の女が紛れ込み
ベルトコンベアに流れてくるパッケージに
落雁を詰めていくという
毛深くなかったらオランウータンでもできる単純作業をひたすら繰り返す日々。

そしてそしてたまに訪れる時代錯誤の
工場長のセクハラやパワハラなどの
イベントも無事に乗り越え
ついに稼いだ五万円。

1ヶ月間コツコツと働き、
久しぶりに手にした収入です。

まぁささやかだけど
楽しかったし収入には多少なったし
良かったなぁ。

なんておもいながら最終日
帰途につき、いつも通り家の駐車場に
バックで停めようとしたその瞬間。

乾いた銃声のような
パァン!という音がし、
横を見るとサイドミラーの
方向指示の部分が粉々になっていました。

よりにもよって
1ヶ月きっちり働き終わった最終日の
31日きっかりその日に。。。

そして修理に出したところ、
修理代はきっかり五万円とのことで
風のように私の元からお金が去っていきました。

台風でももう少し一定の場所に留まるだろうよ。

事態を知ったイーオットは
「お前の人生はネタしかないな」
と憐れんでいました。

小さく小さく何かしらの事件が
今日も私の身に起こります。

、、、お祓いいこ。







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