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NO PAIN NO GAIN!! 【伊波杏樹 2ndシングル NPNL】

伊波杏樹さん。「NPNL」のリリース、本当におめでとうございます。
こんなにも強く逞しく艶やかな楽曲で、聴く者すべての人の心を鷲掴みにする”バケモン”が、遂に世に解き放たれたのです。
伊波さんの強みが前面に出まくってる2ndシングルの魅力。少し短いですが、フラゲ日で昂りまくってるテンションの余熱で語っていきます。


ヌーマーズ。
自分の心臓が破裂するぐらいカッケェ伊波さん。


NPNLのあまりに強気な歌詞


伊波さん自身を逞しく成長させてくれたゆかりの地
沼津の三津浜で、NPNLを捧ぐ――――――


感傷的なメズマライズ 紡ぐ言葉に迷いはない
叙情的吐息がそよぐように撫でる(Ahhhh)

NPNL - 伊波杏樹 / 作詞:TOPHAMHAT-KYO (FAKE TYPE.)

 
Killer Beeの時でもそうだった「Aメロからのブッコミ」が、前回より更にガツンと脳裏を殴りつける。
伊波杏樹さん自身の「紡ぐ言葉」にここまでクローズアップした曲、少なくとも私は知らない。
どしょっぱからトップハムハット狂さんの、伊波さんの紡ぐ世界に対する理解の深さに泣かされる。


相変わらず堪らず感じた 君の痛みも
愛おしくて癖になっちゃうわ
Little lily… Crazy heart
歪な刺激で生まれたこんなメロディーも
No pain No gain お分かり?
こうするしかないの I have to sing

NPNL - 伊波杏樹 / 作詞:TOPHAMHAT-KYO (FAKE TYPE.)

 
本曲の一番の核心である「NO PAIN NO GAIN」という言葉。和訳すると「痛みなくして得るものなし」。
伊波さんが10年の歳月を経て辿り着いた境地がそれだとするならば、「お分かり?」と有無も言わせぬ態度をまざまざと見せつけてくる。それがNPNLで描かれた伊波さんの強さである。
 
こんなにも強気になった”役を請け負わず素の”伊波さん、過去にいただろうか。
どれだけ世の理不尽に振り回されたとて、どれだけ絶望の奈落に突き落とされたとて「I have to sing」―――――― 伊波杏樹さんは歌うことをやめない。そこに紡いでいきたい想いがある限り。


高まれば高まるほどコントロールできなくなる
絡まれば空回る その幼気な言い訳じゃ (Nothing)
バッシング注意 ストレス過多マフィン
あれもこれも欲しがりさん チープな愛のバイキング (Yummy)
Uhh rat a tat 跳ねる鼓動の Jump around
右端から左端まで選りすぐりの
Rub a dub (Hahaha)
自虐的に Blah blah blah!
この好意は Ain't nobody stop stop stop!

NPNL - 伊波杏樹 / 作詞:TOPHAMHAT-KYO (FAKE TYPE.)

 
さあお待ちかね、ラップパート。
昂り続ける感情が、まるで有線イヤホンのように絡みに絡みまくる。それが更なる感情の増幅を呼び、爆発。概ねそんなところだろうか。

きらみらGIGの時は「とにかく早すぎる!伊波さんスゲェ!」と思ってたラップが、『昂る感情による胸の痛みが、自分の身体の内側から揺さぶってくる』という意味として自分の脳裏に浸透した瞬間。
―――――― えもいえぬ快感に陥った……!!

しかもこのラップパート、我々がコールする部分も含まれているので要練習だ。少なくとも7月7日のナナヲアカリさんとの対バンでは、やりそうな雰囲気がプンプンする。


軽はずみなんかじゃない 私の言葉
嘘偽りない 狂おしいラヴ
 
Love me

NPNL - 伊波杏樹 / 作詞:TOPHAMHAT-KYO (FAKE TYPE.)

 
落ちサビで「ズッキュン」。
普段の伊波さんなら滅多に言わない言葉。伊波さんの普段の謙虚な人柄を見てきただけに、”Love me” ―――――― このフレーズでぶつけた最大火力の「自己顕示」はとても痺れた。

一言一句に漏れなく気持ちを込める伊波さんの姿は骨身に染みるほど理解している自信はある。
だから「軽はずみなんかじゃない」という言葉に絶対的な説得力を感じている。


伊波杏樹さんのすべてがNPNLに詰まってる


  • 表現力の豊かさ

  • 噛みつかんばかりの鋭く強気な歌声

  • ラップパート、韻踏み

  • 作詞に対するポリシー

  • 昔の弱気になってた自分からの脱却

  • 痛みを伴ってばかりだった役者人生

  • 伊波さんが捧ぐ「𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬」

 
こんなにも全部乗せしてるんだぜ。伊波さんのすべてがNPNLに。
トップハムハット狂さんをはじめとする最強メンバーとで作り上げた最強の楽曲。
こりゃあ2024年は、NPNLが覇権取っちゃってもおかしくねえぜ……??

いずれ皆さんがCDを手に入れた暁には、歌詞カードを見てみてください。
とにかく興奮します。伊波さんの頭の中で繰り広げられてる世界が全部見れます。


もう一度言います。
NPNLは伊波さんのすべてです。



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なんでもない日。とマーメイドは後日感想書きますので、今回は一旦この辺で。


2024年6月26日
中井みこと

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