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夫の悪性リンパ腫S4からの復活⑥

香港旅行から帰国して4日後からの入院予定。

帰国翌日は、ケイシー療法の指導をして頂いた鍼灸院の先生からオススメされた、映画「リーディング」を夫婦で見に行きました。
今でこそスピリチュアルの世界を知り、リーディングという言葉も頻繁に目にするようになりましたが、この時はまだまださっぱり分からない状況でした。
リーディングは小さな会場で個人の方がフィルムを借りてひっそりと上映されておりました。
とても不思議な内容でしたが、こんな世界もあるだろうな…と否定の気持ちはおきませんでした。おTに感想を聞いたけど、途中から殆ど眠ってたようでよく分からなかったそうです😅

今回の入院は初めて抗がん剤を投与するので、アレルギー反応が出る可能性も視野に入れ、もしもの時に直ぐに対処できるように約2週間の入院でした。

初の抗がん剤投与も問題なく無事に終わりました。体調も大きな変化はなく一安心。

この頃、済陽先生の食事療法の本やケイシーが食べてはいけないと言ってる食事などの情報を忠実に守ろうとしている時でした。
その観点からすると病院の食事は悪いものだらけだったのです…
豚肉はダメ(ケイシー曰く、豚の脂が血液中に溶けて身体に良くないそう)、甘いものはダメ(癌は糖分が大好物という有名な話)、できるだけ生野菜を食べる…。食事一つにもかなり神経質になり、私が指示を出しておTにはかなり無理をさせてしまいました💦
病院に大量の生野菜を持っていき、オリーブオイルとレモンと塩だけで食べさせてました。この食べ方、私は好きなのですが、抗がん剤中の人にとってはかなり辛かったようです。

抗がん剤は2日間連続してして投与します。薬の頭文字をとってR-CHOP。1日目にRのリツキサン、2日目にCHOPの4種(名前忘れました😅)。
医師の話によると第一回目の抗がん剤投与中、どんどんリンパのしこりが柔らかくなり、小さくなるのだそう。
抗がん剤否定派ですが、実際はこれで命拾いしている人が大勢いるのですね。
与えられたこのチャンスに感謝をしなくてはいけないなぁと思いました。

抗がん剤の副作用がとにかく怖い…
入れた薬は癌を消してくれるけれど、悪い影響もあるし、とにかく悪い成分を早く排出させないと!と思い、病院でもケイシー療法のひまし油湿布を実践することに。
カーテンの内側でコソコソとひまし油湿布をセットして、右脇腹に当てて、ヒーターで温めて…。終わったら重曹のお湯で拭き取ってと今考えると本当に必死だったなぁと思います。

あの約2週間の入院生活。
私はほぼ毎日、片道1.5hかけてお見舞いに行っていました。
1年半経つとあの頃のことも懐かしい思い出です。

病気とは本来の魂の進み方から外れているから、身体が病気になって知らせてくれます。
そっちじゃないよ!とか無理しすぎだから休んで!とか…。
その事をいつも忘れないようにしないといけませんね。

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読んでくださりありがとうございます。



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