歌が上手くなりたい人へ。

私は、唄うたいだけど
ボイトレ的なものは教えていません。

声のオンライン講座・うたうみ や、
歌のオンライン講座・うたおり の講座の中では
ボイトレっぽいことやる場面もありますけどね。

たまに聞かれることがあるので
私なりにちょっと想うことを書いてみます。

題して
「歌が上手くなりたい人へ。」

人前で歌う機会があったり
コンテスト出場が決まったりで

「もっと上手く歌えたらいいのに」って

思うことがある人もいるとは思います。

人前でうたうことを決めてなんだかんだ10年経とうとしている
私なりの視点で、想うこと。

私がもし、アドバイスするとしたら。

まず、その歌を、自分の歌とすること。

既存の曲を歌う場合、
大抵、すでにボーカルが入っているものがほとんどかと思います。

だから、そのボーカルの印象・イメージが
多かれ少なかれ、どうしたって刷り込まれてる。

それを横に置いておく。

横に置いておくために、私がやることはまず
歌詞を自分の手で書くこと。

歌詞を目で見るだけより
自分の手で書いたほうが
より身体に歌が入るように思います。

そして
その次にやってほしいことは
自分の歌、声を客観的に聴くこと。

ボイスレコーダーを使って、自分の歌を録音してみて
それを聴いて、自分の声を知ること。

いろんなパターンで録音してみるのも面白いと思う。

いろんなパターン、というのは
例えば
・感情をこめる/こめない
・上手く歌おうと心がける/心がけない
・なるべく小さな声で歌う/なるべく大きな声で歌う

あと、身体のどの場所を意識するかでも
声って変わるから試してほしい。

・何も考えずに歌う
・喉を意識して歌う
・胸を意識して歌う
・丹田を意識して歌う

やり方は、意識したい場所に自分の口があるとイメージするだけです。
あと、手をその場所に当てたり添えたりしながら
ここに口がある ってイメージしながら歌うのもいいかな。

よく、「腹から声を出す」とは言いますが
それが絶対いいかどうかは、私は何とも言えないと思っていて
声の色の好みの問題だと思います。
あとは体力の問題。
(腹から声を出すほうが、私は楽に感じる)

以上、
・歌詞を自分の手で書いてみる
・自分の歌声を録音して聴く
是非お試しください♪