AgriTech⑦

今日は、昨日の日経新聞に掲載されたNECカゴメの業務提携について書いていこうと思います。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58215050X10C20A4X20000/)

今回、NECとカゴメが提携して開発したのはAIを用いた営農支援サービスです。

この営農支援サービスは、NECの農業ICTプラットフォームCropScope(クロップスコープ)を使い、センサーや衛星写真によりトマトの生育状況や土壌の状態を可視化するサービスとAIを活用した営農アドバイスサービスを提供するものです。

CropScopeとは、衛星/UAV/センサーからデータをリモートで収集分析し、膨大な農地情報を空間・時間的に数値化、NECのシミュレーション分析や、分析結果を元にしたコンサルテーションによりバリューチェーン上の様々なプレイヤーに必要な情報を提供するサービスです。(https://jpn.nec.com/solution/agri/service/farm_analysis.html)

NECとカゴメはポルトガルで実証実験を行い、高い成果を得ています。
具体的には、気候が安定していて、トマトの産地として有名なポルトガルで、AIによって衛星写真を解析することで生育を把握し、生産性向上につなげる取り組みを行ってきたのです。

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