はじめの三月
式年遷宮という記念の年
久しぶりのひとりでの帰国
それは
"彼ら"
にとって
親切に見せかけた恰好の小旅行の口実
ひとりで行きたかった
ひとりで好きに歩きたかった
大きなお世話の風船は要らなかった

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