見出し画像

もう10年近く前なんだけど、マレーシアで知人のつてでやっすい民宿に泊まったら、夜にスタッフの人が自分ちに帰っちゃうんですよ。でも客はいる。誰が入ってくるのかわからん一軒家で、凄まじい雷雨で、怖くて震えた。なんでこんな怖いところに独りで居るのだろう、と我ながら思っていた。渡り鳥だからだ。他に理由はない。

今もまたすごい雷雨。マレーシアは雷雨が普通。大きいホテルだと怖くない。ホテルのひともいっぱいいるし。

あの時、恐怖に震えながら、マレーシアの神様が歓迎してくれててこれなのだ、と必死に自分に言い聞かせてたのを覚えている。その経験から、わたしにとって、雷は神様だ。

最初の渡航では、帰りの空港への車に酔って吐いた。海外旅行いったことすら無かったのに、突然行った。その凄まじいストレスで、ヨレヨレだったのだ。吐いたサービスエリアを今回見かけて、ああ、懐かしい、と思っていた。

まだマレーシア来てるで。あんな怖かったのに。相変わらず英語カタコト。英語もうちょい勉強しようかなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?