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タッカー・カールソンがロシアのプーチンにインタビューしに行って大騒ぎになっている。うちの旦那に言ったら「誰それ?」と言っていた。そうか。知らんのか。多くのひとは知らないのだろうか。まあ、ただのロシア側の言い分にすぎず、どこまで本当なのかはわからない。といえばそうなのだが、プーチンの肉声がこれほど大々的に、メディアを通さずに伝えられることじたいがやはりすごいことだ。メディアが嘘ばっかりついている、という話はよくわかってる。Xを含め、「精神面での揺さぶりをわざとかけている」と思うことが多い。

私は田中宇の国際情勢解説有料メルマガを10年読んでいた変人なので、この辺の話は知っている。結局田中宇っていうひとは、非西側諸国の言い分をずっとメルマガにしていたのだ。アメリカとその手下以外の国々はなんて言っているのかな、みたいな話。ドルの武器化と、脱ドル化と世界多極化の話は10年前から読んでいた。金融緩和の件もそのくらいの頃から調べていたのでよく知っているのだけど、このプーチンの受け答え、なんだか胸を打つものがあった。胸が震えた。私が10年調べていた異次元金融緩和は、ここに繋がっていくのか、と。

あの話、おかしい、おかしい、と思ってたんだよね。国内と国外の解釈も違うし。あまりにもおかしくって、海を渡ってしまったわ。私はこのために海外に繰り返し渡航していたのだ。それは、もしかすると無駄な努力だったのかもしれないけど。あまりのことの大きさに、事態が見切れないのだ。わからないの。誰かに訊こうと思ったんだけど、誰もよくわかんなかった。誰かわかってる人がいるはず、と思って探したんだけど、結局田中宇と吉田繁治さんしか見つからなかった。どちらのひとも、5年以上有料メルマガを読んでいる。

たとえ私の準備が見当違いでも本望だ。これだけの危機を10年前から気が付いて、たった一人で対策を練ることができたのだから。だいたい、ひとに言えばまず馬鹿にされた。それを、ロシアの大統領のプーチンが言ったのだ。夫にも、誰に言っても通じなかったことを、ひとりで淡々と準備したのだから、間違えても「自分、よく頑張った」と褒めてあげたい。特別頭が良いわけでも、良い学校を出たわけでもない、この私が、だ。我ながら、よく頑張ったわ。今だって、私の言っていることの意味が通じる人間は稀であろう。

まだ全部読んでないのだが、そりゃ知らんかったわ、みたいなのがあった。ここだ。

トランス・ヒューマニズムってプーチンに訊くほど有名な話だったんか。

トランスジェンダリズムに関わっているので、その名は知っていたけど、プーチンが答えるほど有名なんかい、みたいなのがあった。規制するための国際的合意を作る、みたいな話をしているのだけれど、そんなに正常な話ができるようになるのだろうか。トランスジェンダリズムでこれほど苦労しているのに。

おおむね、プーチンの受け答えがたいへんしっかりしており、言葉も柔らかで、ほんと、徳が高そうなひとだ。まあ実際は厳しいんだろうけどな。元諜報だし。

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