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宗像礼さんとお話しました。

2020/2021前期は、作曲家ゲストに桑原ゆうさん、宗像礼さん、パフォーマーゲストに俳優の中川佐織さん、声楽家の薬師寺典子さんをお迎えします。そして、今月はゲストにお迎えする4人のインタビューをお届けしたいと思います。第二弾は作曲家の宗像礼さん。宗像さんが思う「音楽と言葉の関係」についてお聞きしました。

言葉はミステリアス

宗像:僕が作品中で「言葉」を使うときって、ミステリアスな要素として扱うことが多いんです。例えば、日本以外の地域で敢えて「日本語」を使ってみたり、逆も然りで、日本でスウェーデン語を使ってみたりっていう風に、「わからないもの・理解されないもの」として言葉を使ったりしています。聞き手には、「わからないものとして」そこにある情報と音だけで自由に解釈してもらいたいんです。演奏家さえも「え?なんて言ってるの?」っていう時もあるんですよ。

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