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双子との生活

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双子の母としての自分や子どものこと。
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2021年1月の記事一覧

あなたがおっさんになっても♪

ついにこの日が来てしまった。 1週間ほど前、学校から帰った息子の声が少し変わっていた。風邪でもひいたような、出しづらそうな声。ドッチボールの応援で声を枯らしたのかな?と思った。 でもその日から、ずっと元に戻らない。朝起きた時から一日中、声が以前と違うままだ。文章の朗読がとても上手で、一年生の時は担任の先生に「音読の天使」と評された息子。音読は今も上手だが、澄んだ可愛らしい高い声ではない。 遂に声変わりが始まってしまった。 あぁ、なんだろうこの寂しさは。息子が少年から青

赤ちゃん革命

夫は料理をしない人だった。二人暮らしの時は私が専業主婦だったから、わざわざ夫が作る理由がなかった。双子が生まれなければ、きっと今も料理はできない人だっただろう。 ところが、赤ん坊が二人いるということは、いつまで待っても食事が出てこないということだった。何せ、初めの頃は授乳回数が二人合わせて1日20回超。ベビーは吸う力が弱く、飲んでる途中で疲れて寝てしまったりするので、一回の授乳に20分程度かかる。1人授乳が終わり、寝たところでようやく冷蔵庫から食材を出し、調理を始めたところ

脳みそゴリラ化計画は親子に何を残したか

新型コロナウイルスの感染予防のため緊急事態宣言が発出された、令和2年の3月からの3ヶ月間は、学校は休みと聞いて子どもたちは喜び、私は青くなった。 休校期間はいつ終わるか分からない。その間の生活リズムを固めるには、とにかく初めが肝心だ。だから緊急事態宣言の出た夜にすぐ、国語、算数、理科、社会のドリルと原稿用紙を大量にネットでポチった。そうして、午前4コマの学習時間、昼食後に作文の時間、と時間割を決めた。 望まない勉強をやらされるとしても、できれば前向きな気持ちで取り組んでほ

子を真似て作文を書いていたら、収穫があったこと

noteを初めて1ヶ月、休まず投稿を続けている。画像だけの日もあるが、とにかく1ヶ月続いている。目標は、作文だけ数えて60稿。 60、という数字は、我が家の子どもたちが作文を書き続けた日数とほぼ等しい。 新型コロナウイルスの感染予防のため、緊急事態宣言が発出され、小学校は休校になった。その3ヶ月間の平日に、毎日作文を書かせた。 400字詰め原稿用紙2枚以上がノルマ。初めは「楽しかったです」「良かったです」のオンパレードだった。次第に何がどう楽しかったか、良かったかを書か