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息子が乳児喘息になって思った、乳児から主治医をつくることのススメ

息子が最初にRSウイルスにかかった生後7ヶ月、はじめて入院しました。
最初にかかるRSは重症化しやすいということも知らずに甘くみていました。
その初回の体調不良で気管支を弱めてしまい、毎週ウイルス感染/ 細菌感染を引き起こしてはヒューヒュー/ゼイゼイし続け、それでも吸入器や喘息予防薬を使いながら保育園に粘って通って、1歳になるころには乳児喘息と診断され、1歳3ヶ月で2回目の入院をし、うちの子には厳しいぞと保育園を一旦やめました。

そのあと振り返った失敗ポイントを、この感染症がエンドレスに舞い続ける時期に、お恥ずかしい気持ちとともに綴っていきたいと思います。
(今まさに子供の体調不良に向き合ってるママパパにこのエールが届来ますように!気持ち超わかります。涙)

私の失敗ポイント

1: なんとなく明日には大丈夫と見積もる甘い自己判断

ついこのあいだ病院行ったし、家にある薬を飲ませて安静にして様子をみていようかな。鼻水も痰切りも整腸剤も熱冷ましも気管支拡張薬も抗アレルギー薬もあるや!水分も取れてるし大丈夫かな。

 毎週のことになってくると、自分の都合を優先してちょっとなら大丈夫と思う甘い気持ちが(私は)出てきてしまうことがありました。
ここで著しく抜け落ちる観点としては、気管支が弱い子供には全くもってその大丈夫はアテにならないと言う事です。
・サチュレーションの値どうかな?(血の中の酸素飽和度)
・胸の音大丈夫かな?
これらは絶対に自己判断ではわかりません。そしてココに問題があれば肺炎に発展する可能性があるし即入院の判断になるくらいです。


2:  たくさんの医療機関を利用しヘルスケアデータが分散する

子供が院内感染するのが嫌な時期だし今日は往診サービスにきてもらおう。肌が荒れてるけど今度定期検診/予防接種の病院見てもらおう。保育園で熱を出した時は行きやすい小児科で薬を出してもらって、その場その場で臨機応援に対処して子供も親も負担を軽くしたいな。

 これはその都度の対応を見ると適切のように見えるのですが、病院や往診サービスを多種多用してしまうと、ヘルスケアデータが散らかるようになってしまい、誰も地続きで我が子の健康を見られなくなってしまっていました。
これは相当な失敗だったと思っていて、もしも色々と使い分けてもなるべくヘルスケアデータを集積できるように、一人主治医を決めておくのがよかったなと思っています。
病院やクリニックの大小問わず、”やあどうもまた来たね、今日はどうしたの?” と個人を認識してくれるレベルの通いやすい場所のお医者さんが理想かなと思っています。
そうすることによって中長期の視点で子供のコンディションが今どうかを自分だけではなく頼れる第三者と一緒に判断できるようになります。

そのことに気づいてから私と息子は田町ではないところの小さい愛育クリニック1箇所決めて、多ければ週に2回足しげく通っていたのですが、先生や看護師さんからも "そうちゃん、今日も来たのー?"とか"最近来ないね、すごいね" など声をかけてくれるほどになり(本来いいことではないのですが! )みんなで体調を見つめられるようになったように思います。


冒頭で我が子が人生1回目のRSウイルスによる体調不良で気管支炎を引き起こしたことを書かせていただきましたが、気管支炎は何をきっかけになると言うのは個人差がとてもあるし、今大丈夫でも連続して風邪を引いたり、風邪をこじらせて呼吸が乱れる事も高確率であると思います。
実際周りの保育園に通わせているママ友は50%くらいの確率で1歳くらいで気管支炎→入院しています。

毎週面倒だけど、今回の体調不良はいつもとは違う理由かもしれないしまずは一旦病院行くと言う地道な努力で身体を強くすることの足がかりにも必ずなると思います。そしてその努力は必ずや報われると思います。

仕事と子育てと妻業夫業、パラレルは当たり前の時代で子供を育てるみなさま、一緒に頑張りましょう。
私のダメな経験が誰かの予防になれば幸いです。


て言うか一気通貫したヘルスケアデータがなんで未だにどこにもないんでしょうね!
母子手帳データは子供のものと言うかお母さんのものだし。。健康保険証のデータも自分のものとは思えないですよね。。歯医者が変われば何度もアゴの形取られるし、、健康診断の紙を無くしたらもう照会かけてみないとわからない。。。この現代に自分の健康・成長史が全然まとまってない。
そういうのも解決したくなってきてしまいますね。。

つづく


日々過ごしながら想うことや、日々練りこみながら目指すものを綴って行こうと思います。