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子どもが学校から帰って来て
「Tくんが、今日、すごく怒っててね・・・!」と
話してくれました。

相手もあることなので詳細は省きますが、
どうやら約束を破られたようでした。

約束の中身や、
その状況に出くわした時の子どもの気持ちなど、
ひとしきり話を聞いた後で、
「そうなんだ、怒ってたんだね。
 Tくん、前も怒ってたことあったよね。
 なんか、似たようなことで怒ってた気がするけど、
 どう思う?」と
聞いてみました。

確かにそうだね・・・。という話になり、
「Tくんが大事に思ってることが
 大事にされなかったから、悲しかったし腹が立ったのかもしれないね。」
というところから、
「Tくんが大切にしていることは何だと思う?」
と少し一緒に考えてみました。
(私もTくんに何回も会ったことがあるので、私の見立ても伝えつつ)


よく、自己理解のワークショップなんかで
あなたの大切にしていることは何ですか?
とか
あなたの価値観はなんですか?
と、ストレートに問いを投げられることがありますが
答えにくくないですか?

そこで、
「わからない・・・」
とか
「(自分のことなのに)自分が何を大切にしているのか、
 わからない・・・。
(他の人はいいこと言ってるな、恥ずかしい!焦る!)」

とか
「とりあえず答えてはみたけど、質問者を喜ばせるために
"それらしい答え"を言ってしまったような気がする・・・」

なんて思ってしまったり。
(数年前の私は、そうでした)

価値観に沿った意思決定や行動をすると
キャリアの満足度はあがるので
価値観を言語化することや
自分で価値観を認識すること自体は
良いことだと思います。

けれど、急に聞かれても答えるのは難しかったりします。

少しステップバイステップで
起きた出来事などから紐解いていけば
意外と「確かに、私、そうだわ!」と
スッと腹に落ちる感じがする形で
自分の言葉で言語化することができたりもします。

本音のキャリアを生ききる
自分の本音を思い出す鍵は、身近なところにあるのかもしれません。

無理ない形で、そういうことを考えられる
ワークの場をつくっていきます。

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
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