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#093: 自分に「呪い」ではなく「許可」を与えよう

自分の中で「ひっかかって」いることがあり、
心を削られている感じがして
どうにもならなくなったので、
友人でもあり、人生の先輩でもある方に時間をとっていただきました。


1年以上前に言われたことに縛られていた

詳細は省きますが、
もう1年以上前のことになるのに、
ある方に言われたことを
ふとしたときに思い出して、
「わたし、これからの人生ダメなんじゃないの?」と
不安や怖さがやってくることがありました。
胸も痛むし。

自分でセルフカウンセリングをして、
状況はだいぶ軽くなってきていましたが
「これは、誰かに助けてもらうときだ」と思い、
すぐに顔が浮かんだAさんにご連絡をしました。

時間を作ってくださり、
一通り話を聴いてくださったあとで、
Aさんは、「私はこう思うよ・・・」と
率直な感想を優しく話してくださいました。

それは、私も心のどこかで感じていたことでもあり、
同時に、それを認めてしまうのは
私にとって、ただただ残念で悲しいことでもありました。

だから、
「あれは、私のことを思って言ってくれたに違いない」とか
「あの人は専門家だ。専門家の目から見たら、
 その時の私は、あの人にそういうことを言わせてしまうような
 言動をしていたのだろう」とか
色々と理由をくっつけて、解釈して、
言われた言葉を(勝手に)握りしめて暮らしていたのです。

そのときに言われたことを「呪い」として
自らインストールしていたようなものです。

そして、その「呪い」を握りしめていたのは、
誰でもない、わたし自身。

思い返せば、子どもたちが小さい頃に
「保育園に行かせるなんて、子どもたちがかわいそう」とか
「布おむつを使わないなんて」とか
そういう言葉を真に受けて
「私は悪い母親だ。子どもをかわいそうにしている母親だ」と
悩んでいた時期もあったので、
「勝手に呪いをインストールする症候群(笑)」だったのかもしれません。


今の幸せを感じることを、おろそかにしていた

そこで思ったのが、
「あれ?私、過去の『呪い』に心を奪われて、
の幸せを感じてないじゃん。
 その『呪い』通りの未来を信じようとしてたじゃん」ということ。

応援し合える、お互いのペースを尊重し合える家族、
事業コンセプトを共有しあったり、壁打ちし合える仲間、
会社を辞めた後でも会える元同僚、
離れていてもお互いの存在を感じられる友だち、
フラットに接してくださるメンターのみなさん・・・。

こういう皆さんと今、過ごせているのに
私は握りしめた『呪い』に心を削られている・・・。

バカ以外の何者でもないですね(笑)。


自分に「許可」を与えよう

なんてバカなことをしていたんだろう、
自分自身を縛っていたんだろう、と思いました。

そこで今回やってみることは
「〜していいよ」と自分に許可を与えること…。
これ、セッションで使うこともあるのですが
自分のこととなると別になっちゃってて、
まだまだ修行が足りない感じです(恥)。

「私は○○してよい」と自分に許可をだすという手法なんですが
「私は○○です」と断定的に言うと、
「そうは言っても・・・」としんどいときとかに良いです。

今回の事例でいうと、
・私は、人からの呪いは、華麗にスルーしてよい
・私は、私を応援してくれる人と過ごしてよい
・私は、大切な人との時間を大切に過ごしてよい
・・・って感じかな。
あと数個書き出しましたが、それは割愛。


言葉の力

私自身、キャリアコンサルティングや
ビジネススキルを身につけていただくワークショップをやっているわけで
「言葉」を通じて、目には見えないものを価値として提供しています。

改めて感じたのは
言葉って、人を幸せにもできるし、苦しめることもできるということ。
書いてしまえば当たり前のようですが。

本音のキャリアを生ききる
自分の本音に気づき、
その実現に向けて今を生きる、そんな人が増えていきますように。

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
「スキ」や「フォロー」、コメントお待ちしております!


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