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#081: 仕込みはOK。でも当日が来たら、捨て去る

事業のパーパス、ビジョン、ミッション、バリューを
言語化するセッションの準備をしました。

まず、大枠の方向性として
参加してくださる方のことを思い浮かべて、
・その方はどんな方?(who?)
・今、どういう状況?(before?)
・セッション後にどうなっている?(after?)
・そのために、何をする?(how?)

・・・と、考えていきます。

そのあとで、限られたセッションの時間のなかで
how?に挙げたどのワークを使うかを
取捨選択。

つい、自分のお気に入りのワークとか、
最近知って「おおっ!」となったワークを入れたくなるのですが、
「もう1人の自分」(誰それ?)を召喚して
「それ、自分がやりたいだけじゃないん?」
「セッションの目的達成に、参加者の皆さんのためになる?」と
突っ込みながら
バサバサと落としていきます。

そして、選んだワークの
どれを、どの順番でやれば
参加してくださる方がスムーズに考えられるかを考えながら
並べていきます。

どういう質問をして、
それに対してどういう反応が返ってきそうかという
シナリオも。

前職で社員エンゲージメント向上や
戦略企画のセッションの設計をしていた時、
よくメンバーと話していたことがあります。

「ワークショップの場にいる人たちの中で、
 そのテーマについて、一番考えているのは
 私たちファシリテーターでないとね」


で、セッション当日になったら
いったん、その仕込み・シナリオは捨て去ります。

なぜなら、セッションはライブだから。
参加者の皆さんの反応を見ながら、
ワークの順番を変えたり、
予定していたものを省略したり、
「これ、今、役に立つかも」というワークを急遽追加したり。

予定通りやることも、もちろんあります。

想定するから想定外がありうる。
 何も型がないのは、たんなる"カタナシ"

とは、師匠が仰っていたことですが、
まさにそうだなあと思います。


本音のキャリアを生ききる

組織で働く人たちだけでなく
自分でビジネスをしている人たちも
自分と一致した満足のいくキャリアを歩んでいけるよう
ワークの機会を提供していきます。

セッションが楽しみ!

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
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