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#071: ドラムの「チッチッチッ」という音と「初期衝動」 〜BLUE GIANTリバイバル上映〜

コミックスから映画化された、BLUE GIANT。
アンコールリバイバル上映を観てきました!!!

行ける劇場で上映されてよかった・・・(中四国で1館だけ)。

映画化されて初めてこの作品を知り、
今年の6月にコミックスを一気読みしました。
都合がつかなくて映画を見損ねていたので、
再上映、ほんとありがたいです(感謝)。

コミックスを読みながら、
音楽が流れてくる作品だなあ
ヨーロッパの街並みの空気感とか匂いを感じるなあ
なんて思っていました。

二度とないこの瞬間を 全力で鳴らせ

今、BLUE GIANTのサウンドトラックを流しながら
noteを書いています。

映画館で観れてよかった〜〜〜!!!。
こんなに余韻に浸れる、浸りたくなる、浸ってしまう映画は初めてかも。
まるで大好きなアーティストのライブに行った後のよう。

映画を観て印象的だったのは
コミックスで、ドラムの音を
チッチッチッ、って
表現しているところがあるんですが
ほんとに
チッチッチッって音がする!!!

あ〜、取材を重ねて描かれたんだなあ、
って胸が熱くなりました。
(「宇宙兄弟」もそうですが)

映画に没頭しながらも、
コミックスを一気読みしたときの感覚と行き来しながら
あっという間の2時間でした。

Blue Note(劇中ではSo Blue)の店内とか、まんま!
久保田利伸のライブでBlue Noteに行った時の感覚を
再び味わったり。
自分がSo Blueでお客さんとして
大たちの演奏を聴いているような感覚を味わいました。
表参道の駅を出て少し歩き、
右に曲がるとお店の看板が見えてくる。
お店の前に着くと、
同じライブを観るであろう人が待ち合わせをしていたり、少しソワソワしながらポスターを見たりしている。
入り口の木のドアをそっと押し開けて
階段を降りてステージのあるフロアに入り、
席を探して、周りをゆっくり見たり、
演者の方々が入ってくる前のステージをぼーっと眺めて、
「ああ、ここに今から立って演奏されるんだな」って
始まる前の高揚感と、楽しみにしてたライブが始まってしまう(始まったら終わりが来てしまう、楽しみにしてた時間が終わってしまうことの終わりが来る)少し寂しい感じを同時に感じる、あの感じ。
この日を迎えるまでの
様々な人の汗と涙への感謝の気持ち。
などなど、
いろんな感覚を追体験したり、
映画のなかの演奏であらたな感情を揺さぶられたり、
ついアタマばかり使ってしまって、眠らせていた感性を呼び覚ましてくれるような時間でした。

劇中で、主人公の宮本大が
Jazzをやりたい
すべての感情を表現したい
世界一のジャズプレーヤーになる

と熱く語っていました。

すごい情熱。

私は、
本音のキャリアを生ききる人を増やしたい、
そうすることで、
ご本人だけでなく、その周囲の人も
未来に希望を持ちながら今を生きられるのではないかと思っているし、
そんな人は、きっと、憧れられる大人だと思う。
そんな、憧れられる大人でいっぱいの日本にしたい。
この情熱を持ち続けていきたいと思いました。

そして、劇中では
様々な人たちが大の成長を我が事のように喜んでいる。
私もそんな大人になりたいと思いました。

あなたの胸の中にある燃えるものは何ですか?
鬼滅の刃でいうと、「心を燃やせ」ですかね。

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
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