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#056: 「スパイ大作戦」から学ぶ、キャリアの軸

あなたが子どもの頃に好きだったテレビ番組は何ですか?
憧れていたキャラクターはいましたか?
では、そのキャラの、どんなところが好きでしたか?

私自身、子どもの頃に好きだった番組は
たくさんありますが
その中から厳選して(!)、3つほど挙げてみます。
(番組自体をご存知なくても、
 記事の内容が分からなくなることはありませんので、ご安心ください!)

①花の子ルンルン

まずは、花の子ルンルン(1979年)

「七色の花」を探して、相棒の妖精とヨーロッパ中を旅して回る、花の精の末裔の女の子の話。
道中、「花の力」を借りて、念じた通りの服にチェンジし
ピンチに陥った人を助けまくるところに憧れていました。
たとえば、火事が起きたのを見て、列車から飛び降り
チューリップの力を借りた「防火服」にチェンジして、
燃えさかる家の中から住人を助け出すなど。

父の病気のこともあり、子ども時代は旅行ができなかったので
トランク1つで旅して回るルンルンの姿に憧れてもいました。

②スパイ大作戦

次に、スパイ大作戦
Mission Impossibleといった方が分かりやすいかも。
どちらかというと、続編の「新スパイ大作戦(1988年〜90年)」のほうにどハマりしていました。

レーザーディスク(!)を再生すると
「おはよう、フェルプス君・・・」で始まる指令が流れ
それぞれの分野のエキスパートが
本気で能力を発揮しながらミッションをコンプリートしていく話。
変装・語学の達人や、電子工学の天才、銃器と格闘技の雄など。

書いてて楽しくなってきたところで
最後、3つ目にいきます。

③特攻野郎Aチーム

スタートレックと迷いましたが、
大好きだったフレーズが脳内再生されたのでAチーム(1985年〜88年)を。
(原題は「The A-Team」。「特攻野郎」という冠を付けた人すごい)

wikipediaの紹介が面白かったので、貼ってみます。

老獪なリーダーの下で、
さまざまな技能をもつ個性溢れるアウトローのメンバー達が、
各地を転々としながら悪党を成敗して世直しを行っていく作風から、
ネット上では「アメリカ版の水戸黄門」とも評されている

wikipedia

確かに、メンバー4人とも、
「さまざまな技能をもつ、個性あふれるアウトローのメンバーたち」なんですよね。(下記リンク参照)

あ〜、オープニングテーマの音楽が脳内再生される・・・。

モンキーの
「奇人?変人?だから何?」
というフレーズがお気に入りでした。

振り返ってみれば

ここまで挙げてみると
惹かれていた点に
共通項が浮かび上がってくるんです。

  • 何かの分野のエキスパートである

  • その能力を"全力で"発揮している

  • 少人数の仲間と新しいことにチャレンジ

これまでのキャリア、人生の中で
「やりがいがあったとき」「辛かった時」を振り返ると
これらのポイントが満たされているか度合いに
かなり影響されているなと思います。
自分のこれまでが説明できるというか。

未来に目を向けると、
それらがそのようであるとき、これから先はどうする?
という問いも立ちます。

文字にしたらちょっと聞きなれない問いかもしれませんが、

問われたことない質問
→考えたことがないこと
→これまで思ってもみなかった視点や応答が自分から出てくるかも

ということで、気軽に答えていただけると
「ああ、自分、やっぱそうなんだ!」ってなったりします。

キャリアコンサルティングの中で
子どもの頃に好きだった人(親以外)やキャラについて
話していただくことがあるのですが
相談者さんも、話してて楽しそうなセッションなので
場の目的に合いそうであれば
問いとして入れたりします。


本音のキャリアを生ききる
あなたの「本音」のヒント、
子どもの頃に好きだったキャラが鍵を持っているかもしれません。
(今日はルンルンに始まり、
 ルンルンの魔法のアイテム「花の鍵」の「鍵」で終わる感じになってしまった・・・)

今回もお読みいただだき、どうもありがとうございました。
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