記事一覧
雪割納豆のあれこれ㉓塩こうじ納豆!雪割納豆の仲間たち!
本日は塩こうじ納豆のお話。スーパーマーケットの納豆売場を思い浮かべていただきたい。納豆売場には、ナショナルブランド(タカノフーズさん【おかめ納豆】・ミツカンさん【金のつぶ・くめ納豆】・あずま食品さん)など、いわゆる大手メーカーさんが、そして地域の大手メーカーさん(東北地方の場合、ヤマダフーズさんなど)、そして地場の納豆製造者さんの商品が、陳列されている。スーパーマーケットの納豆売場は、納豆業界のシ
もっとみる雪割納豆のあれこれ㉑ゆきんこの設立と雪割納豆の継承!
2014年4月、株式会社ゆきんこを設立した。今年で11年目になる。ゆきんこの設立の第1の目的は雪割納豆の継承になる。当初、株式会社ゆきんこにしようか、雪割納豆株式会社にしようか、多少考えたが、ゆきんこに決めた。
ゆきんこの信念
①「雪国の食文化と子供たちの未来のために」
地域の伝統発酵食品である「雪割納豆」の製造をスタートに、雪国地域の伝統食文化の継承と子供たちの豊かな食文化を育むために活動す
雪割納豆のあれこれ⑲納豆汁(雪割納豆入り)最高の肉汁!
本日は納豆汁について。納豆汁と言えば、東北地方の郷土料理、特に秋田県や山形県の内陸部の食べ物という印象をお持ち方が多いのでは。また、季節的には冬のイメージが。11月から2月いっぱい、地元山形では、量販店や小売店で季節的に品揃えされる。そして温かくなる3月ぐらいから売場から姿を消していく。また、俳句では納豆汁は冬の季語として使われる。やはり、寒さの厳しい、東北そして冬のイメージです!
納豆汁は、納豆
雪割納豆のあれこれ⑰納豆の消費量は典型的な東高西低!いったいなぜ?
総務省の家計調査から、都道府県別納豆消費ランキング(県庁所在地と政令指定都市)が毎年発表されている。福島市や盛岡市・水戸市などが1位を争っている。この調査で注目したいことは、北海道・東北・関東と全国的に見て、典型的な東高西低型で、北日本が圧倒的に高いことである。昔から、関西人や西の人は納豆が嫌いと言われることがあるが、嫌いの一言で終わるようなお話では勿体ない(笑)。長い長い歴史と文化が大きく食文化
もっとみる雪割納豆のあれこれ⑭雪割納豆かんずり入り ご当地発酵コラボレーション!
本日は、5月3日の祝日(憲法記念日)。ここ米沢では春のお祭り、上杉祭りが開催されいる。午前中は武者行列となり米沢市内をねり歩く。また、午後からは松川河川敷で、川中島合戦が行われる。川中島合戦は上杉謙信と武田信玄による戦国時代の戦になる。永禄4年(1561年)の第4次川中島合戦の一騎打ち、三太刀七太刀の逸話が有名である。そこで本日は、上杉繋がりという事で、雪割納豆のかんずり入りについてご紹介していき
もっとみる雪割納豆のあれこれ⑪おにぎりのスーパー具材!
本日は雪割納豆とおにぎりについて。雪割納豆の食べ方として、私の1番のオススメはおにぎり。雪割納豆は、しょっぱい熟成塩こうじ納豆、お味噌と同じくらいの塩分があるため、おにぎりの具にすると最適なのです。そして、熟成発酵により、大豆がアミノ酸、米糀がブドウ糖に分解されており、体にとっても吸収しやすい状態になっている。雪割納豆には必須アミノ酸(人間の体内で作れない9種類のアミノ酸)と非必須アミノ酸(体内で
もっとみる