磨き抜かれた"定番"という美意識|『THE』でホテルライクなモーニング
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磨き抜かれた"定番"という美意識|『THE』でホテルライクなモーニング

こんにちは、”うつわといえばこの人”なスタイリスト菅野有希子です。

なんて唐突に専門家っっぽい挨拶からはじめたのには理由があって。このたび中川政七商店『大日本市』「プロのかたりべ」に選んでいただいたからなんです〜!

この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、
暮らしの道具を実際に使用し、プロのカタリベとして感想を記事にしています。
バイヤー向け展示会「大日本市」のサイトはこちら
https://www.dainipponichi.jp/shop/pages/exhibitions202105.aspx?utm_source=note.dainipponichi.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=note202106exh
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魅せるプロとしてうつわを語ります

料理家さんやものづくり、小売のプロなど「使う」「作る」「売る」プロの方たちに混じって、私はいわば「魅せる」プロ。うつわが美しく見える、料理が美味しそうに見える、撮影/ビジュアルづくりが専門です。

ものづくりの現場の凄さを目の当たりにするにつけ感動し私ができることなんてちっぽけだなあ...と思うばかりですが、一方でいいものを作ってもその良さが伝わらなくてたくさんの人に届いていないというケースもよく見かけます。とてももったいない!実際、中川政七商店のおかもとさんにお話を伺った際、「小売店の課題として、どうやってモノの良さを伝えるか、伝え方や見せ方が悩みの一つだ」と聞きました。

そうですかそうですか、それなら私がお役に立てることもあるかもしれません!と一肌脱ぐことに。

中川政七商店さんのラインナップからこれは良さそうとピンときたものをお願いして、私なりのテーブルコーディネートを組んでみました。名付けて『中川政七商店ときめきセット』(笑)。「もし私が商品撮影するなら?」という観点もふくめてスタイリングしたので、そちらと合わせてうつわのときめきポイントをご紹介します。

『THE』の3点セット

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・『THE』PLATE WHITE』 B4サイズ(直径257mm
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639466501/
・ 『THE』 GLASS TALL 350ml https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639451910/
・『THE』 DINNER FORK(MATT)https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639640345/
・『THE 』DINNER KNIFE(MATT)https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639640321/

まずは『THE』のグラス、プレート、カトラリーの3種類。

これ以上ないくらい「定番」「シンプル」を突き詰めたデザインが魅力的です。ブランドは個性を出そうとするのが当たり前なので、この削ぎ落とされたデザインって、探すと意外とないんですよ。潔さがすごいなあと尊敬します。

究極の定番朝ごはん

このシンプルな食器たちを生かすならどんな食卓がいいだろう?と考えて、朝ごはんのコーディネートをしてみました。

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オムレツにフレッシュサラダ、カリカリベーコンにクロワッサン。そしてグラスにはしぼりたてジュース。カジュアルホテルのモーニングみたいな食卓。究極の定番食器に究極の定番朝ごはんって、最高じゃないですか?

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センスのいいミニマリストみたいな人がきっとどハマりすると思います、そんなムードの食器。

きっとお部屋のインテリアとかもきっと明るい木目とモルタルのキッチンと白でまとまったマンションですね。パジャマはチェックじゃなくて無地のシルクかストライプを着てるんじゃないか。

なんて。私はスタイリングする時こういう妄想を広げて考えます。この食器にハマる人はどんな人だろう?どんな部屋に住んでてどんな暮らしをしているかな?それならこんな朝を過ごすんじゃないか、、、と。

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THE PLATE WHITE B4サイズ はちょっと大きめサイズなので、すべてを盛り付けてワンプレートするのにぴったりでした!リムもなくてスッキリしていて、真っ白でツヤツヤなのが特徴。カラフルな食材や洋食がしっくりきます。

※と、いいつつ別のコーディネートで和食に合わせたらそれもうまくいったので次回以降のnoteでご紹介します

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カトラリーはツヤのあるタイプもあったのですが私の好みはマットです。写真に撮った時に余計な反射や映り込みがなくきれいに撮れるんですよね。雰囲気もツヤよりマットな方がカジュアル度がますのでいろんな食器と合わせやすいです。

一見「こういうのどこにでも売ってるじゃん」って思うかもしれませんが、この首の細さやカーブの繊細さが実は只者じゃない。手に持った時の程よい重量感、丸みが使いやすくそして美しい。

計算され尽くしたベーシックという美意識を感じます。もはや私たちが『THE』を選ぶのではない、私たちが『THE』を選べるか試されているのかも。。。

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先ほどのオムレツの写真もですが、使っている瞬間をおさめると食器の良さは伝わりやすいと常日頃感じています。なのでグラスはぜひ手持ちの写真で伝えたかった!『THE』のグラスは、氷をいれてもたっぷり入るサイズ感。ごくごく飲めます。意外と厚みもあるので割れにくく、ビクビクしなくていいし。ちょっと業務用のようなムードもあってこの素っ気なさが逆におしゃれです。

しつこいですけど本当にこういうごくごくオーソドックスなものって探すと意外とないんですよ〜!

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中身を変えてみました。

牛乳も似合う。実際私は牛乳をそのまま飲む給食スタイルが苦手なので飲むことはないのですが(すみません)、このグラスを見た時に「絶対ミルク似合う」って思ったのです。このままミルクオンリーでも可愛いし、アイスコーヒーにツートンカラーで混ぜている様子を撮影しても魅力が伝わりそうですね!

飽きない”最適”はサスティナブル な選択肢

シンプルなグラスだからこそ、中の飲み物でいろんな景色を見せることができるなと思います。ということはつまり飽きが来ない!

『THE』のこのnoteを見てピンときました。

このnoteを読んでいる方がどれだけ環境問題に関心があるかわかりません。ただ私は、今年に入ってから一気に関心が高まりうつわもけして無視できないテーマだと思うようになりました。ものを長く使うことは個人にできるサスティナブル な行動の一つです。

「10年、20年後にも残る、長く愛される定番を作る」

長く愛するためには、機能面で丈夫で長持ちすることももちろん重要です。でもそれだけでは足りない。いつまでも飽きない、何年使っても自分のテンションが下がらないビジュアルであることがとても大切だと思います。

『THE』の高い品質と研ぎ澄まされたデザインは、今後ずっと長く使えるブランドだなとこの間使ってみて痛感しました。


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ところで、「『THE』のアイテムはシンプルすぎてスタイリングが単調になりがちなこともある」と小耳に挟んだのでちょっと実験的してみました。

こちらがTHEのブランドイメージを私なりに解釈してクールなムードでスタイリングした写真

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こちらは同じ食器でカラフルでちょっとアメリカンな雰囲気にスタイリングを変えたモノ
(メインのフードは一緒)

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シンプルな食器だからこそ盛り付けるお料理でガラッと雰囲気が変えられるし、一方でフードを変えなくてもテーブルクロスや周りの小道具で違う写真に見せることは可能だと思います。

食器を購入した後もこんなふうに、自分なりに飽きな工夫をするのもひとつですね。

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皆さんはどちらの写真がお好きですか?そして皆さんならどんなふうにTHEの食器を使いますか?


・中川政七商店「大日本市note 
・菅野有希子Twitter:@yukiko130
・菅野有希子Instagram:@yukiko130



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菅野有希子

サポートありがとうございます!いただいたサポートで新しい食器を買って、みなさんが「読んでよかった」と思ってもらえるようなnote書きたいです🌿

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〔テーブルコーディネーター/プロップスタイリスト〕雑誌や書籍WEBで、食や住といったライフスタイル提案のスタイリングを手がけています。スタイリング、撮影、VMD、商品開発など。 東京在住、リノベマンション暮らし。