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『GPT-4で翻訳業界は終わるのか』~NLP2023の所感を交えた考察~

3/13~17に開催されたNLP2023に参加しました。
現地(沖縄)に数日行き、
残りはZoomで聴講しました。
(ちなみに、エッジ・トランスレーションはNLP2023のシルバースポンサーです。)

そしてOpenAIからGPT-4も発表され、
自然言語処理技術のますますの加速を感じます。

ということで、NLP2023から得た考察と、
自然言語処理技術(ChatGPTやGPT-4含む)で翻訳業界にどのような影響があるのか、
予想してみたいと思います。
※本記事にNLP2023自体のまとめ部分はほとんどありませんので、ご了承ください。

ちなみにNLP2023の動画も撮影したので(YouTubeメインチャンネルと、サブチャンネルで、それぞれ動画を出しました)、
視覚でNLP2023や沖縄の雰囲気を味わいたい方はよろしければご覧ください。

さて、本題に入りますが、
NLP2023の発表内容はおもしろかったのですが、実用からはまだ遠かったので、
どちらかというと展示場で機械翻訳会社の方から聞いた話の方が、
自分の仕事への影響度は高そうでした(後述)。

会期中、緊急パネル「ChatGPTで自然言語処理は終わるのか?」も開催されました。
緊急パネル終了後、すぐに自分のYouTubeライブで感想を述べました。

そして緊急パネルの翌日、
OpenAIからGPT-4が発表され、

これからは、
対機械翻訳ではなく、
対大規模言語モデルの戦いとなった

ということを感じました。

そしてGPT-4を契約しました!

GPT-4(ChatGPT Plus)(USD 20/月)を契約しました

さて、早速質問してみましょう。

Q. GPT-4で、翻訳業界は終わるのか?


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