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不完全さを認めるということ




撮影の時、私はいつも
お母さんと子の2人が自然に関わっている瞬間を
探してたりする。



勝手に名付けた「マザーシリーズ」





お子様の記念日
お子様が主役の撮影
その中に一枚だけでも
ママが主役の写真を
撮れたらいいなと思ってる

(マストで撮れるわけじゃないので
ご希望の方はリクエストしてね)





「母」であることは
辛くて楽しくてしんどくて幸せなこと
そんなふうに思う時があります



過去のわたしは
自分で決めたくせに、自分で選んだのに、と
子育てを「しんどい」「つらい」と感じる自分を

それはもうとてもとても許せない時期がありました


でも今は やっと認めてあげれるようになった。


産んだだけで母になれるわけでも変わるわけでもない
育児はまさに育自であって

産んだその日、 私は母親1日目。

それは、言い訳でも免罪符でもなく
「紛れもない事実」



「辛い」「しんどい」この感情は当たり前
とても健康な感情なんだ。

そう思える様になりました。

それを盾に
絶対的弱者である子供に危害を加えることは
ここでいう「認める」とはまた違う。

と、いうか、


「危害を加えることを良しとする」
わけじゃない


危害を与えている大人は大半
自分の不完全さを認めていないと思う。

危害を与えないために
自分から子を守るために
自分で自分を守るために
「不完全さを認める」わけで。



子育てしていく環境はそれぞれ違うけれど
マイナスな感情を抱くのは
どんな環境であれおかしいことではなくて



「幸せ」と「辛い」は共存していいんよ。



「辛い」から「嫌」なわけでも
「しんどい」から「幸せじゃない」わけでも

そんなわけないんですよね。


辛いけど好きだし、幸せだけどしんどいし。





自分の「辛い」を抱きしめて許せるようになって
はじめて他人(子供)の「辛い」を抱きしめて癒せる様になるんだと。




どうしようもなくなる日もあるけれど
どうか、どうしようもない日にいるママ達が
一人でもそんな自分を許せて愛せます様に。


辛くていいんだよ。
悲しくていいんだよ。
ゆっくり出来ないかもしれないけど
心を頑張るのはひとまずやめて
ゆっくりと心の声を聞いてあげて。
あなたが、あなたを認めてあげて。



そして、



大丈夫、あなたはこんなにも愛しく楽しく幸せそうに笑ってるよ。

と、 

あなたのママはこんなにもあなたといて幸せなんだよ。

と、

忘れるわけがないけれど、伝わる様に


どうしようもない日のあなたに。

未来のキミに。


どうか伝わりますように。と、


主役じゃないかもしれないけれど
ママの笑顔も残していきたいなって思います。


人生のお守りになる一枚を。