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ゆきんこレシピ

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子育て中の母のご飯。 献立を通した日々の記録とご飯にまつわる思い出。 導入はそのときのご飯の話ですが、ご飯きっかけの違う話になりがちです。
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2018年3月の記事一覧

新しいスーパーと新しい魚

 はじめてのスーパーで買い物。えいやっと少し遠出。野菜売り場が楽しい。トマトの種類が多い。思わず二種類入ったものを買った。扱う商品が違うスーパーにわくわく。気分転換を兼ねてたまに来たい。  お魚もふらふらと見る。昆布サバが好きなんだけど、さらに骨なしのものが売っていた。買う。昆布サバは塩サバの昆布風味というか旨み味。製造は大阪の会社でどことなく馴染む味かも。  前回の反省を生かし、というか試したくて、サバにお湯を回しかけた。それから焼いたら塩気もちょうどよく、油も少し抜け

ついつい手を出した

 ぼんやりと眺めたスーパーの棚で、ついつい出来合いのつみれに手を出した。お肉のパックに鶏ミンチとネギやらを混ぜたものが平たく団子になっているもの。たぶん、子育てして初めて買った。裏を見ると主な材料は国産だし良しとする。  そうしたら、お鍋にするのが何だか楽で楽で。こんなに楽だと感じることにも驚いた。私は肉団子の類が好きなんだな!でも面倒なんだな!と発見。  しかし、チビ子さんはさほど食べないのであった。お子様セットのハンバーグもあまり食べないし、ミンチがあまり好きじゃないか

タンパク質の多い食卓

 今日のご飯はたん白質多めだな、と見ていて思った。豆腐、納豆、鶏肉。大豆の仲間として味噌。  以前の職場で栄養の講座があって、そのとき30人分の料理を作る手伝いをした。いつもは6人くらいの助手さんの代わりを2人でやることになり、それはそれは大変だったのだけど、他で忙しくしている人たちが合間をぬってちょこちょこと手伝いに来てくれて、その少しがすごく助かった。  その時に聞いたのが種類を食べることの大事さでした。  ベテラン保健師さん曰く、健康的な食事をしようとして、お揚げや

素晴らしいお味噌汁

 本日の献立のポイントは、お味噌汁。アマノフーズの。友人から誕生日プレゼントにもらった。お昼に一人楽しんでね、と。  その友人と会うのはひさかたぶりで、彼女に赤ちゃんが生まれたので会いに行った。正確には、子育てで悩む友人の様子を心配した別の友人から「ぜひ会いに行って話を聞いてあげてほしい」と言われたので訪れた。行っていいのかな、どうかな、とためらっていたところを背中を押してもらい、ちょっとスケジュールがきつかったが子連れで行きました。  友人の悩みや迷いは自分にも覚えがあ

タルタルチキンカツ

 朝から張り切って作ったタルタルソースで晩ご飯。チキンカツ。思い立って作ったポテトサラダも一緒にしたら、なんだかサラダ感のある献立となった。チキンカツにはレタスも添えたので。  ポテトサラダを無理に食べないで、何かしら汁物を添えたら良かったんだろうけれど、作ったらどうしても食べたくなった。いや、食べたいからそもそも作ったのだ。そして、食べながら組み合わせに失敗したなぁと思いました。勿体ない。  サラダっぽいものが並んでるのがいかんのかも、と豆腐とポテトサラダを並び替えてみ

パンの朝ご飯

 朝ご飯はパンが多い。カット野菜を使うようになったので、ご飯よりもパンのほうが手軽に野菜を摂れるというのが大きいかもしれない。  いざとなればジャムパンにすればチビ子さんが食べてくれるかな?という理由もある。  別の日の朝ご飯もこんな感じ。ご飯と言いながらご飯でなくパン。超熟イングリッシュマフィン。  炒り卵はパンからこぼれにくいよう大き目に混ぜて、仕上げにとろけるチーズを入れた。野菜は先日の晩ご飯に出した玉ねぎサラダ。チビ子さんは最初は食べなくても漬けて三日目くらいにな

期待の新人、あんかけ湯葉

 模索中の小さいおかず(小学校のときの給食の言い方みたい)にピッタリな、あんかけ湯葉。スーパーにて発見。  何となく買ったのだけど、少し温めて食べると美味しく、チビ子さんにも大うけ。もっと食べたい!と叫んでいた。  用事で出かけたついでに他のスーパーに寄ったのだが、見かけない。最初に買ったスーパーにまだ置いているだろうか。そこそこ賞味期限があったので二つくらい買っておけば、「これ、ファンいますよ!」みたいなアピールになっただろうか。でもはじめて買うのにそれはリスクが高い。す

タラの食卓

 タラを焼いた。美味しかった。チビ子さんがモリモリと食べ、私の皿のタラまで狙ってきた。頭が逆なのは裏の焼き目がキレイじゃないからです。  嬉しくなってまた焼いた。残された。間にお気に入り豆腐の日を挟んだので、続いたことが原因ではない。チビ子さんも最初は「わ~い♪」って感じだった。敗因は塩タラだったこと。甘塩だからそんな辛くないかなと思ったら、けっこう塩気がきつかった。  関東に来て困るのが、地味に魚の種類が違うこと。例えば大阪では鮭も「ふり塩」でほとんど塩気がないものが売

納豆とチキンカツ

 チキンカツを以前よりも作るようになった。納豆を食べるから。  納豆には卵の黄身だけを入れて食べるのが好き。そうして残った白身は玉子焼きや炒り卵やスープの溶き卵に足していたのだけれど、玉子焼きや炒り卵などの味がやや淡白になってしまう。  あるときチキンカツの衣をつけるのに使ったら、なんだか一石二鳥な感じ。  以下、個人的なチキンカツに白身を使うメリットです。 その1:衣がしっかりするけれど、さほど手間じゃない  フライにはお肉に振ってつけるだけの「ラク揚げパン粉」を使って

お気に入りの豆腐

 お手軽な献立を実現するために小さいおかずを色々と工夫しているのだが、とてもいいお豆腐を見つけた。男前豆腐店の「京の石畳」という豆腐。50グラムが九個つながっていて、とても食べやすい。税込200円くらい。  北海道産大豆100%、濃い目、絹ごし豆腐、切らないで出してさまになる大きさ……素晴らしい。  私は冷奴がさほど好きではなく、しかし時々は食べたくなる。しかもチビ子さんは比較的食べてくれるので献立に導入したかった。でも量がむずかしい。  小さい1パックを私は飽きてしまうし

小松菜の混ぜご飯

 小松菜で混ぜご飯を作る。お酢を効かせた味ですごく好き。元のレシピは小松菜1束&シーチキン1缶。塩コショウ、好みで醤油、仕上げにさっとお酢。  しかしこのところ作っていて違和感が。シーチキンが足りない。以前は小缶は80グラムだったのに、今は1缶70グラムなのね。この場合の10グラム結構影響が大きくて困る。一度に作れる混ぜご飯の量が減った。  ネットスーパーで品切れ扱いになったりすると、その後パッケージが変わり量が減っているものが多い。  いっそ値段を上げてほしい。必要だか

リクエストは唐揚げ

 気に入ったことはすぐ覚える年頃のチビ子さん。実家で食べたお肉屋さんの唐揚げをいたく気に入り、帰ってきてからも「カラーゲ食べたい」と言うようになった。  カラーゲ=唐揚げ。ラーと長く伸ばす且つ独特のイントネーションのため、母や夫は「なに?」となるのだけれど、ピンときた。  他にリクエストするのは、 ホットケーキ、ゼリー、バイキンマンのゼリー(アンパンマンのラムネだけれど、絵柄がバイキンマンのものを食べて以来いつもそう言う)、クッキー食べたい(スナック菓子のこと。クッキーは「

ハヤシライスとカレーライス

 どうやらチビ子さんはハヤシライスもカレーライスも好きらしい。そして、見ただけではわからないようである。それくらいカレー経験が少ない。どちらにも「これカレー?」と聞いてくるので、カレーのほうが好みなんだと思う。  ハヤシライス……デミグラスソースに豚肉入りだからそう呼んでみた。ハッシュドビーフとは言えないなと。ビーフシチューでもない。  このあたりの料理、かつてはビーフを使っていたけれど、豚バラ薄切りが一番食べやすく手軽。カレーも甘く仕上がる。関西人としては牛にこだわりたか

干し野菜への憧れ

 料理のレシピを見るのが好きだ。  物語の中の、料理の描写はその作品への印象をかなり左右する。  言葉で描かれた、見たこともないような美しいものや美味しいものへの憧れが本を読む力を育てたと思う。繰り返し繰り返し、同じ話を読むことができた。  かぐや姫が年月を超えて残ったポイントって、ツバメの子安貝ってどんなものだろう?蓬莱の玉の枝ってどんなに美しいものだろう?と宝でワクワクさせたからじゃないかな(かぐや姫をドキッとさせるほどの物を作らせた庫持皇子はすごいと思う)。  神