誰にも喜ばれない想い
〝桜の花びら散るたびに
届かぬ想いがまたひとつ〟
誰にも喜ばれない想いを持っていた。
相手の人にも。
私にも。
それなのに、持ち続ける理由はなんだろう。
心の奥底に秘めた感情が、少しでもあなたに届くことを願っていた。その小さな光明は、ただの私のエゴだったのだろうか。
何とも言えない悔しさが胸に広がっていく。
悔しいという感情に自分で気づいて、ゾッとした。
それは愛じゃない。
愛とは、人を大事に思う心。
今、私は持っているのだろうか。
自問自答する。そんな悩み続ける性格が、前に進む障壁になることを自覚する。はっきりさせないと前に進めない性格なのが自分でも嫌になる。
私たちは機が熟すまで、ゆっくり温めて行けたのだろうか。たらればの話だけど。
人を変えることはできないので、私が変わるしか道はないんだ。苦しいけれど。
もう、消耗したくない。
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