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経済再出発の日に #今また見たい地球展

恐らく今日、国の緊急事態宣言が解除されます。

緊急事態宣言が解除されたら24時間、 #今また見たい地球展 を開催します。

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#今また見たい地球展

経済の再出発。

ウィズコロナ・アフターコロナなどと言われますが、海外ではニューノーマルという言葉が出てきています。日本も今日から、ニューノーマル時代へ、ある意味足並み揃った Day0 になるのではないかと思っています。

ニューノーマル時代は、経済性だけでなくて、「地球の上に生活している」を当たり前のリテラシーにしたい。

”地球志向”をニューノーマルにしたい。

だから、一瞬立ち止まって、ニューノーマル時代Day0のたくさんの人の思いをアーカイブしていきたいです。

明日から徐々に、全部元に戻るのではなく、むしろ後退するのではなく、一瞬だけ立ち止まる時間を持って頂きたいんです。

今また見たい一番好きな風景、地球の一部に思いを馳せて。

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”地球志向”をニューノーマルに

タイトルからして「敷居が高いな」と思われた方も少なくないと思います。

ただ、お恥ずかしながらわたしは特別にたくさん知識があるわけでも、”サステナブルライフ”を実践できているわけでもありません。

海と山のある神奈川のある街で育って、「普通」の暮らしをしてきました。今思えば、母は、洗剤選びやお皿の洗い方など多少なりとも環境への意識があったので、その影響があるかもしれません。イギリスの大学に、4年間環境開発学を勉強しに行きました。

イギリスの大学では、周りにビーガンやベジタリアンがたくさんいたのですが、「地球環境のために自分の食生活を変えるってすげーな」と自分ごと化は全くできていませんでした。

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そんなわたしも昨年11月から、牛肉とラム肉を食べるのをやめてみました。お肉を食べるのは大好きだったので、環境負荷の高いこの2種類だけです。

でも、例えばオーガニックフードをわざわざ選ぶことも少ないし、こだわりよりも値段でものを買ったりするし、飛行機で海外旅行にも行きたかったり、ゴミの出し方がわからず適当になったりすることもあります(ごめんなさい)。

知識も薄っぺらいし、デモなどに参加したこともありません。

そんな自分が、どうしてこの企画をやっているのか、わからなくなることもあります。

でも、だからこそ全く環境のことなんて考えたことがない人にちょっと近くて、どうしたら一瞬立ち止まってもらえるか、をずっと考えていました。

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なんでかはやっぱりよくわかりません。ただ、ピュアにそう思っています。

経済性だけでなくて、「地球の上に生活している」を当たり前のリテラシーにしたい。”地球志向”をニューノーマルにしたい。

個々の人の努力では不十分

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何かを変えるにはどうしたらいいのか。

環境保護活動家のナオミ・クライン氏が、「現在の気候危機に立ち向かうには、個々の人の努力では不十分」と言っていました。

ヴィーガンになればいいとか、プラスチックの使用量を削減しようとか、飛行機乗るのをやめようとか、そうした呼びかけはよく耳にします。確かにこれらを実行に移せば、個人のカーボン・フットプリントは減るでしょう。でも、それだけでは、私たちが今必要としている規模の変化を起こすにはほとんど無意味です。多くの人がこの取り組みに参加しても、せいぜい大海の一滴にすぎません。

不買運動で毛皮が流通しなくなったように、「消費は世界を変えられるんじゃないか」とかるーく思っていたので、この言葉はグサっときました。でも、彼女の言葉は、こう続きます。

私は何も、社会運動のなかで個人が大きなインパクトを残すのは無理だ、と言っているわけではありません。

「消費者一人ひとりの行動だけでは世界を変えられない」という彼女の発言と矛盾したものではありません。

個人が行動するのではなく、社会を動かす個人がたくさんいる方がインパクトが大きい、ということです。

だから、消費者であるあなたではなく、社会を作っているあなたに届いたらいいな、と思って今回の企画を進めてきました。

一人ひとりがレジ袋を使うのをやめるより、一斉に有料になるほうがインパクトが大きい。一人ひとりがプラスチックに包まれていない野菜を探しに行くより、スーパーひとつの姿勢が変わったほうがいい。一人ひとりが情報を得に行くより、イタリアで気候変動の授業が始まったように、強制的に学べたほうがいい。

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『ニューノーマル』のひとつをつくる

もちろん、自粛期間が終わるわけではありません。私もそのことを肝に命じたいと思います。

そして、ずっとこの緊急事態宣言の期間もいつもと同じように、あるいはいつも以上に働いてくださっていた医療関係者・政府関係者・社会インフラを支えてくださっていた方もいて、偏った視点であることは否めません。

「環境」どころじゃない方もたくさんいると思います。

でも、経済性だけでまた「元に戻そう」としたくない。

だから、地球のことも考えて意思決定することをニューノーマル(新しい常識)にしていきたい。

一人でも多くの人が「いちばん好きな場所」「また見てみたい地球の一部」を思い出して、明日からの一歩を踏み出す前に、ふと立ち止まってくれたらいいなと思っています。

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5月末日くらいまで解除されないと思っていたので、昨日から準備して、今このnoteを慌てて書きました。つたない文章をここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

ぜひ、Twitter、Facebook、もしくはインスタで 

#今また見たい地球展  

をつけてあなたの好きな風景を教えてください。

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全部見に行って、2,020枚集めて写真展にしたいと思います。ニューノーマルをひとつ作りましょう。 

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追記: 15時間後のようす

インスタで盛り上がってきました🌱

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うれしい........

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Twitterは初速でうまくいかなかったのでトレンド入りすることができませんでしたが、続々投稿頂いています!↓

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昆虫食で有名な地球少年にもご参加いただきました!

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参加してくれた人に、「ありがとうー!!!!」と言ってたら、昔の写真を掘り起こすのが楽しかったとか、エモかったとか、みんなの絶景を見ていて癒されるという声を頂いてさらに嬉しかったです!

オンライン写真展、ご参加お待ちしております🌱

#今また見たい写真展  

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