タイピングにおける注意点

(符号の解釈はまだ途中なので、それ以外でのお話になります)

まずはモデルAについて理解から。理論そのものを理解する必要がある。そうでなければ、タイピング自体がままならなくなる。


強い自信があるのは逆に低次元ではないか、と私は考えている。

周りから見て強い自信があるというだけであり、本人は無意識で主導を通して世界を認知している、といった感じか。なので、四次元性機能=人生そのものとも言われているのかもしれない。

その情報要素の側面によって自分自身という存在を認識する。あるいはその情報要素の側面が、その人の人生そのものと等しい。(時間パラメーター(第1機能))

https://casual-typology.blogspot.com/2021/05/blog-post.html?m=1#toc_headline_8


球体が球体であると知っているからこそ、断定口調は避け、プラスにもマイナスにも偏らず、むしろプラスがマイナスに転じることもその逆が起こり得ることもあるという回答をするのが四次元性機能かもしれない。

少し話はずれるが、円周率をいくら拡大しても、終わりが見えることはないことを、四次元性機能においてはみんな自然に認識できている。誰かにわかりやすく四次元性機能について説明するためには、どこかで区切らなければいけない、と。

低次元はそもそも球の一部を見て全体だと認識してしまい、なおかつそれが球体ではなく星型や四角形だと断定してしまう。その歪さに自分では気づけていない状態だ。認知の歪みかあることに自覚がないので、謎の自信があるのではないか、と私は考えている。

低次元には主導フィルターがかかることもある。主導を通して世界を見ていることに気づかず、本来は低次元なのに高次元だと思い込んでしまったり、逆に第三者から見てどう考えても高次元なのに、本人にとっては当たり前すぎて低次元だと思い込んでしまっているパターンがあるので、冷静に分析できる人・自認が確定していて、明らかその機能主導であると言える人に自認への意見を仰いだ方がいいというのが私の考えだ。

そもそも文章自体を書き慣れてないと(一番最初の段階で)何を書いていいかわからないと思うので、何度か書き直しするのもいいだろう。いくら書いてもおかしくなるのが低次元機能だ。(高次元は文量が多くなる傾向にあるが、文量が多い=高次元というわけではない)

それが面倒な場合は、その人の話に何が一番出ているのかを見るのがいいかも。人間関係なのか、合理なのか、物事の構造なのか、など。上記でも説明したように、多分みんな主導の話をしがちになる。

機能の次元参考


一通り目を通し、理解を深めるのがいいと思う。


一応こちらも。情報の受取が規範と暗示なので、それを主導だと思わないように注意(私はこれをやらかしました)。

情報要素についての詳細を詰めることも大切だ。ここで誤った認識をしてしまうと、正確なタイプ判定を出せなくなる。

例えばTeは工作機能ではなく、情報の活用をする機能である(物事がどう関係し、作用し合っているのか。物事のダイナミクス)。工作は比喩表現(情報を巧みに活用する様子が工作にたとえられたのかもしれない、とおじさんより)。比喩表現でないのなら、大工や職人は全員Te主導ということになり、なんだかおかしな世界が生まれてしまう。

Feも単なる感情表現の機能ではない。外に見えている部分の情報(表情、声色など。だがEIEの場合、そういう物理的なものではなく、もっと抽象的な捉え方をしている。だからこそESEより感情表現が抽象的だと言われているのだと思う)から相手がどのような感情状態であるかを主観的に推測する、いわるゆ感情への解像度機能だ(どの要素がどうその人の心に作用したのか。気持ちや感情のダイナミクス)。

例えば、声が震えている人がいたとして、そのワンシーンを見ただけで前後のシーンとの繋がりが自然と脳裏に浮かんでくる。それから、声の震えが意味すること――喜怒哀楽を考え、僅かなニュアンスを感じ取るといった感じだ。

その人はなぜそういう表現をしたのかを(感情表現、感情表現の伴う言葉遣いなど)、リアルタイムで追い、高い解像度で捉えることができる。

泣いている相手がいたとして、その人の感情状態を把握した上で(なぜ泣いているかの候補をいくつか思い浮かべた上で)こういう理由?ああいう理由?とまずは尋ねてみて、相手が嫌がるようなら身を引くのがEIEというか私個人のやり方でもある(Fe的アプローチをかけるので外向タイプ。世間一般で言われている外向/内向とは違う)。


16タイプの心理機能やユングのタイプ論にも目を通しておいた方がいいかもしれない(これは持論だが、タイプ論の心理機能にもエニアが出ているので、そのへんも考えながら見るといいかもしれない)。

EIEの場合、ハートセンターの特徴と混同されることもあるが、こちらに恐れは絡まない。

(wikisocion編集者注釈:この記述は、エニアグラムのハートセンター、特に3w4の記述に近いと思われます。他のエニアグラムタイプを持つEIEは自分のイメージ作りや自分の役割、自分の見せ方を意図的に演出することに関心が薄い可能性があります。また、EIE以外のソシオタイプであっても、エニアグラムのタイプ3またはタイプ4である場合、上記のような特徴にあてはまる可能性があります。エニアグラムのハートセンターの特徴と、ベータ・クアドラに属するNF、具体的にはIEI、EIEとを間違えないようにする必要があります)

https://casual-typology.blogspot.com/2021/12/eie-by-stratiyevskaya.html


情報要素に関しては、個人的にはロシア語のサイトがおすすめ。


タイプによる説明は情報要素と情報代謝が出力元となっている。タイプの説明や特徴に自身が当てはまるからと言って、情報要素と情報代謝が同じとは限らない。

また、世間でのそのタイプのイメージと実際のイメージは違うので、ロシアの専門家により行われたタイピングも参考にすること(怠慢は美しいですと発言してLIE判定出された人もいる)。


エニアの理論とこの部分は同じだと気づいた人はいるだろうか。エニアも同様で、タイプの説明や特徴は恐れから生まれるものなので、恐れを正確に解釈できていなければ、そもそも何も始まらないのである。

相互の6の方は、8の方がわかると言っていた。私は6の方がわかる。だが、エニアもソシオも、そういうことではない。

タイプの特徴は参考にしすぎず、理論で捉えること。また、エニアにも言えることだが、タイプの説明を言葉通りに受け取らないないこと。裏側の理論や概念、筆者が何を言いたいのか、その意図を見ることが大切。

そのタイプでありたいなどといった理想が絡む場合もあるので、質問集をしないと本当のタイプはわからないと言える。診断はあくまで診断に留めること。タイプの説明と特徴だけで判断しないこと。

※機能の次元の質問にうまく答えられていないように見えていても、他の質問にまで別機能が出張しているのが確認できたら、それが主導である可能性がある。たとえば、Teの商品の見分け方の質問で手触りや見た目の話をしたり、Neの話で居心地について書いたりなど。それはSiである。(これは一例です)主導が人生に等しいというのは、そういうことだろう。

二分法やクアドラは無意識の部分に出ることもあるので、そこだけで判断しないこと(むしろ質問集にでることもある)。

また、エニアが質問集の回答に出ることもあるので、一石二鳥である。だが、エニアの要素とソシオの機能の次元に区別はつけること。そこを考慮して判断をする。

四次元性機能を考えるときは、一部質問だけを見ないで、全体を通してどうであるかを元に判断をすること。一つが一次元性に見えるのに一つが四次元性に見えるといった場合、なぜなのか理由を考え、必要であればその機能が高次元である人に相談すること(四次元性であることが望ましい)。

ふろおばのどこかの記事にも書いてあった気がするが、例えばF機能が主導になれば自然とT機能が後回しになり、N機能が優先されればS機能は低次元になるといったロジックそのものは事前に頭に入れておくこと。



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