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BCスキー初体験

去る2022年1月6日に、初めてのバックカントリースキーのツアーに参加してきました。昔からやりたいと思っていたけど、色々あって踏み出せて居なかったのを、今年やっとチャレンジしてみることにしたんです。
昨年末に、スキーとビンディング、ブーツ、ポール、ヘルメット、そしてクライミングスキンを買い足し、実はウキウキしながらチャレンジしてきたんです。(実は初滑りは年末年始にゲレンデで済んでましたw)
ギアについては、追々別の投稿で触れるとして、今回は純粋にBCスキーの体験記を記したいと思います。

ツアー探し

バックカントリースキーは、遭難や雪崩の危険などがあったりするので、やはりガイドさんに連れて行ってもらうしかないと思っていたので、ツアーを探しました。前々から目星はつけてたんですが、本当に行けるかどうかコロナもあって不安だったので、申し訳ないながら前日の申込みというね。
今回お世話になったのは M's Guideさん。 みやぎ蔵王すみかわスノーパークにあるスクールのツアーを利用させてもらいました。

準備

そう大したことではないのですが、初めてのビーコン装着ってのが、ちょっとドキドキしました。子供のようなことを言うと「これから冒険にいくみたい」っていう感じがあるんです。そんな大袈裟なって思うかもしれないんですが、そういうドキドキ感です。
実際、ツアーに入り、早速クライミングスキンを貼ろうとするも、最初上手く行かず、ガイドの加藤さんにも「何事も経験ですよ」と言ってもらい安心しながら支度完了。

ツアー序盤

クライミングスキンで、平地に近いような夏は道路の箇所(冬も、キャットの走行路になってるので圧雪されてる)を歩きながら、スキンを使って進む練習を。どうしても足をあげちゃうのを、ちゃんとすり足で進むのが大事と
わかっていながらも、慣れない感じで進んでいく。

この日のゴールの刈田岳を望む

ツアー中盤

ここからが本番という感じで、林の中を抜けたり、結構な斜度のエリアを抜けて行きました。(こんなのヌルいって言われるかもしれませんが)
もうまもなく参照というところで事件は起きました。実は手前でもピンが外れるという出来事があり、慣れないから抜けちゃうのかななんて思ってたんですが、頂上手前の最も傾斜が強かった箇所で両方抜けてしまい、しかもブーツのピンの穴の方に雪が詰まっちゃったりとトラブルに見舞われました。
後日談としては、ウォークモードの時のロックが甘かったんですが、この時はもう何がなんだか、、、(この時も「何事も経験です」と慰められる)
それでもガイドさんに助けられながらなんとか登頂。

山頂の神社

ツアー後半

後半といっても、ここが本番とも言えるんですが、ここからが滑走です。まず中腹までガイドさんが滑り、ツアーに参加していたもう一名の方が一気にセーフティーまで滑り、その後、僕が滑るという流れでした。
一言でいうと、パウダー最高!なんですが、やはりまだまだ経験不足。というか筋力不足もあるかな?最初は大きく右に左に2ターンしたところで結構しんどくって、減速しストップ。でも雪も柔らかくて、深くて最高だから、すぐに再開したんですが、谷を滑ってるのに、どこでターンしていいかわからず、峰の方に登っていって、ターンせずにどんどん減速しちゃって、バランス崩し転倒。そこから立ち上がるのにかなり体力を消耗し、その後ももう一回転倒。筋トレ、体力維持の大切さを知りました。
この後、疑似体験ではあるんですが、同行した方のスノボのビンディングが壊れるというトラブル発生。ゴムバンドで止めて滑っていくことになったんですが、こういう時にエマージェンシーキットってのは重要なんだなと再認識しました。

ツアー終盤

この後は、ゆっくりクルージングで降りてくる感じだったんですが、ここで気がついたのは、ワックスがあってなかったんです。想定温度帯が−4℃くらいのを使っていたんですが、−10℃くらいの環境で、全然滑らない。クルージングだと簡単に失速しちゃう。これもしかして、さっき滑りが悪くて転んだのもこれのせいか?って思いながら、めっちゃ頑張ってスケーティングしながら降りてきました。

まとめ

やっぱりBCスキーは楽しかったです。ここ数年の夢を叶えて本当によかった。そして、初回から色々と良い経験をさせてもらい、それを暖かくサポートしてくれたガイドさんにも感謝です。
ギアも買ったことだし、今後も続けたいBCスキーですが、今季に後1回くらい行けるかな。

Lessons Learned

  • ギアの使い方は、ちゃんと事前に確認しておこう

  • ワックスは温度帯を確認しておこう

  • エマージェンシーキットは都度アップデートしよう

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