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U-23サミット運営という景色からみえたもの

2年前、どきどきしながら参加者としての合否発表を待ったU-23サミット。私の人生を変えてくれたあの場所を、まさか運営として場をつくれる立場になるとは全く思ってなかったなあ…

社会を変えうる100人の貴重な2日間をもらうという重み

全国各地から社会を牽引し、新たな時代を創るU-23世代が集うカンファレンス、U-23サミット。どこからこんなに(いい意味で)変人たちが集ってるんだというくらい、アツいし面白いし、人生毎日全力で生きてる人たち。そんな人たちが自分のやりたいことなんでもできる2日間を、しかも参加費払ってまで、遠い人は前泊してまできてくれる。その重みを、運営陣はみんな感じているから3ヶ月で全力で準備して、イベントが閉幕するまで微調整を重ね続けて、こだわり続けられた。

全部やれるからこその学び

1番実践的な学びを得られたのは運営かもしれないというくらいやること多かった。
予算・収容人数・アクセス・空き状況考慮しながらの会場決め、単なるお友達づくりで終わらないようにするためのコンセプトメイキング、100人の学びをつくるためのゲスト決めとコンテンツづくり、動かしたことない金額のお金が動く協賛企業様とのやりとり、集客戦略、300人超えのESを読んで白熱してなかなか決まらない100人、参加者への連絡と当日までのやりとり、他にも名札手作りでつくったりSNS動かしたり会場と備品のやりとりしたりとか細々した作業は山のようにある。
1泊2日のオフラインイベントつくるのこんなに大変なん……って途中うなだれそうになったけど、3ヶ月という超短期スパンで完成させなきゃいけないからうなだれてる暇もなく…。でも、プロジェクトやる上で必要なことを全部自分たちが裁量権持ちながら進められて、自分の学びにもなるなんてこんな贅沢な機会ない。そして、運営ひとりひとりがお互いのことを完全に信じきって任せきっていたから、何も気にせず自分の仕事に全力を注げるいいチームだったなと改めて。

新しい出逢いと新しい価値観のメガネに心躍らせるみんなの顔が、とっても眩しかった

私がもともと友達だった人も何人か参加してくれていたのだけど、大好きな人同士が繋がっていく瞬間、場を目の前で見届けられたことが嬉しくて嬉しくて、裏でホロホロしておりました。U-23サミットに参加していた19歳の私もきっとあんな顔してたんだろうな〜〜。運営はみんなこの瞬間が見たくて、前日も朝4時とかまで準備して本番の2日間も運営部屋に帰ったら毎回ギョッとするくらい(隙間時間で畳に転がって寝てると思ったら夜通し次の日のコンテンツ練り直してたり)頑張れたんだろうな〜〜〜。

「2日間ですごく悩んだしすごく力が湧いてきた。新しい眼鏡は僕に遠くと近くとその道のりを見せた。」
「意見が合わない、何言っているか分からないという得体のしれないものほど、自分にとって価値があるということに気づいた」
「ここでの同志との出会いはまたどこかで必ず花開く出会いになると確信しています」

現在進行形で社会を牽引するゲストのパネルディスカッションや、WS、イベント自体での出会いに刺激を受けたという声が本当にたくさん届いてとってもとっても嬉しかった。もちろんこのイベントの主役は参加してくれている100人のU-23。そんな中で、影の運営の存在を言葉にして伝えてくれた人がいたことが泣くほど嬉しかった。
(一部抜粋)
「コンテンツの組み方、どこで何をセッションで話していただくかなど、学びの設計や場の設計をしっかり流れを考えて組んでいたことが伝わってきました。幾多もの議論と思考の賜物だと思います。本当にありがとうございました。」
「ビジョンに通底し、コンセプトに一貫し、素晴らしい場のプロデュースでした。運営の皆さんにスタンディングオベーションを送りたいです。」
「運営の皆さんのこのイベントへの想いを強く感じました。強い意志を持った小さなコミュニティが世界を変えたことを私たちは疑ってはならない。なぜなら事実世界を変えたのは彼らだったから。  U23運営の皆さんお疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。」
ボロボロな状態の帰りの車の中で、参加してくれた子たちからの言葉をみんなで読んで涙したあの瞬間は忘れないなきっと。

改めて、代表としてみんなの細かいところまでちゃんとケアしてくれたあーや、徹底的にクオリティにこだわってコンテンツ作ってくれたあゆ、いなかったら穴だらけでイベント成り立ってなかったねってくらい全てをやってくれたふーまくん、U-23の核となるワードをたくさん散りばめてくれたみうの、みんながそれぞれの仕事に集中できるように完璧なサポートしてくれるめいちゃん、右も左も分からんのにベテランのように動いてくれた当日スタッフのみんな、頭上がらない大尊敬のU-23代表理事の先輩方、このメンバーでひとつのものを創れて本当に本当に幸せでした。一生の宝物に、心からの感謝を込めて。

p.s.
個人的なハイライトは、高校時代に岡山イノベーションコンテストファイナルステージで出会い、私には到底遠すぎる存在だった板谷くんがtechnical staffとしてムービーつくってくれて、一緒にプロジェクトできたことです!!!(やっぱりいつ見てもカッコ良すぎるのでここにも載せておく)

https://youtu.be/V-LjQsvMo3k

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