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どうでもいいことはすべて君たちが教えてくれた

イヤホンから流れてくる君たちふたりの声が心地よくって、7年前の甲子園頃までさかのぼってポッドキャストを全部聴いてみたら、呆れるほどにどうでもいい話ばっかりで、もう君たちの声を聴くのはこれで最期にしようかと真剣に考えたし、君の投げるトリッキーな変化球は僕の心には刺さることはなかったりもしたけれど、結局のところストレートも変化球も、投げているのは同じ声の高い変な人だと分かったし、手を繋いで寝るラッコの話はみんなが幸せな気持ちになれると信じているし、ポーカーで負けて渋谷で悔し泣きする男なんて最高にカッコイイと思ったし、声の低いヒゲの「渋谷にサイゼってあったっけ?」のくだりは死ぬまでにあと100回くらいは聴きたいからこれからもドングリは正座して聴こうと思う、本当に。