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BONSAIに学ぶ人生の生き方

先日妻から面白い話を聞いたので、書きたいと思います。盆栽の話です。(妻からの又聞きなので、詳細違ったら申し訳ありません。)

盆栽というのは、十代から始めるのが当然で、何十年も修行を続けてやっと一人前になれるものだそうです。

しかし、その彼は始めたのは二十代後半で周りよりもかなり遅かったそうです。それまでは花に興味があったようで、盆栽はやっていなかったそうです。

しかしある時、盆栽の面白さに気づき、朝から晩まで必死になって毎日何十時間も盆栽の勉強をしたそうです。

その甲斐あって、三十代後半にてその業界で有名な賞を取ったそうです。頑張った成果ですね。しかし、それが悪魔の始まりでした。古い慣習がある盆栽業界のライバル達から妬みで嫌がらせをされたそうです。それが長く続いて、それでも彼は何回も賞を取ったのですが、ついに気持ちが負けてしまって、もう死のうと思ったそうです。

それを妻に話したところこう返されたそうです。

[死ぬのはいつでもできるから、せめてあの人達を見返してから死んだら?]

その言葉を聞いて、また奮起して努力しようと思ったそうです。そこで、彼がすごいのが、アメリカに飛んでしまったところです。

当然アメリカで盆栽なんて知られていないので、最初は誰も興味なし。しかし彼は諦めませんでした。

数年後、盆栽ならぬ[BONSAI]はアメリカで大人気に。今は1つ1億円の値が付くものもあるそうです。

私が感動したのは、その努力です。やはり一流になるには人より多くの努力が必要です。感動を与えるなら尚更です。

私も自分なりの分野で一生懸命努力しようと決意した瞬間でした。

妻にはこのような話をしてもらって感謝です。


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