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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2023年5月の記事一覧

四つ葉のクローバー

どうしようもないつらいことがある 僕たちはだまって歩きながら なるべく静かで緑が多い道を探していた ────── いつもは休まないのに ふと小さなベンチのある休憩スペースで 腰を下ろした 「あ、四つ葉のクローバーでも探してみるか」 雑草に紛れて 何気に足元に生えている クローバーに目がとまった 「よーし、四つ葉のクローバー探しでもしてみるか〜」 なにか小さな幸せをつかみ取りたい 藁をも掴む思いとまではいかないけど 少しでも、ちっちゃいことでも いいことを探したくて

「あったかいお茶」 始発近い朝の電車に乗るとき あったかいお茶がのたくなった 自販機はシーズンかわって 冷たいのばかりかなーと ふとホームの自販機を見ると 一番したの列にあったかいお茶があった こういうちょっとしたことがうれしいな 朝帰りの若者たちは ぐっすり寝てるな

雨降って地固まる

新しいことを始めるとき 波風をたてることが大切なことだといつも思う。 若い頃は気づいたら波風をたてて まわりを巻き込んで迷惑をかけたりした。 少し歳を重ねると なんとなく意識して加減をしながら 波風を立てたりするようになった。 そのあとに大切なことは 自分でたてた波と風には自分が責任を持ってのることだと思う。 波にのったその先には 何があるのかはわからないけれど、 いろんなリスク、不安やバイアスなんかぜんぶ 波風に乗ってブレイクスルーできた時、 新しい意味だっ

朝の森林浴

連休中もいつもと変わらず朝のお散歩。 早起きして筋トレやラジオ体操のあと ひとの少ない大きな公園を歩くのは この上ない“贅沢”だな、と思う。 都内のど真ん中でも 国立公園の中はまるで別世界 大きな木々の屋根からは 新鮮な朝日がこぼれこちて 虫たちや鳥たちといっしょになって 森の中に足を踏み入れると 難しいことは何も考える必要はないって 自然にそんな気分になる 大きく息を吸い込んで ゆっくりゆっくりとはきだすと からだと心が浄化されてゆく。 インサイトに沁みる空間で

フラワームーンの光を浴びて

ベランダにでて月の光を浴びる。 希望をもって明日を信じていこう。 何度も何度も チャレンジしてきたことだから 月の光は不思議なちからがあるって もうすぐフラワームーンになるよ ここまできたんだ きっと大丈夫 前を向いて進まないとダメだとか 楽観的になならないとダメたとか そんなこともなにも考えなくてもいい。 I go out on the balcony and bathe in the moonlight. Believe in tomorrow with h

【エッセイ】5月1日 月曜日の月

昨日のお迎えにいった帰り道 ふと空を見上げると月が目にはいった。 5月1日 月曜日 新しい生活の始まりの日は 雲ひとつない晴れ渡った空と ちょっと強い風が吹いている 希望、勇気、自信 思い、情熱、志 やるべきことは沢山ある やらなければいけないことに縛られない やれることからはじめてみる 皆の力を借りて 独りよがりにならないように 自信の持ち方、過信にならず謙虚に生きる 僕がいままでできていなかったことも沢山ある 思いやる気持ちと優しさを 月はそんな気持ちを教