共同CEO制にトライします
こんにちは。
「クリエイティブで、世界を豊かに」したい、リチカの松尾です。
noteの下書きが大量にたまっていて震えています。今年はたくさん発信します……。
Co-CEO になりました
プレスリリースのとおり、2023年1月に「共同CEO制」を導入し、松尾は「代表取締役Co-CEO」という肩書きになりました。かわいくて気に入っています。
要点だけまとめると……
元COOの中西さんと共同CEOにトライします
松尾は今まで以上に新規事業や中長期の領域にフォーカスします
COOを空けたのでご応募お待ちしております
ということです。
先に伝えておきますが、組織や会社がうまくいっていない、といった話ではなく、今後を見据えためちゃくちゃポジティブな挑戦です。
ありがたいことに毎月「過去最高の業績」を記録しており、ARRも大台を突破。採用も強化中で、頼もしい仲間が増え続けております。
そもそも、なんでやるのか?
ならば、そもそもなぜやるのか?
それは、半年以上前から、純粋に「このままの経営体制では、いつか事業の成長に会社が追いつかなくなるな」と感じていたからです。
2022年の1月にリチカは事業の難易度を上げる意思決定をしました。
詳しくは書きませんが、僕たちのミッションを実現し、中長期的に強固な基盤を築くためには「Creative × Technology × Business」、どの要素も強化していくべきである。言い過ぎな例えですが、電通さんのような総合代理店を0から作り直すレベルの意思決定をしたのです。
「選択と集中」がスタートアップの原則と言われるなか、一般的に見ると「広げすぎ」と思われるかもしれません。
ただ、その意思決定が奏功して、今リチカは急成長を遂げています。既存メンバーの活躍はもちろんのこと、各業界のスペシャリストが入ってきてくれている。チームもどんどん強く、自走する組織へと進化しています。
CEO業務がボトルネックになりそうだ
事業と組織、それぞれの成長スピードを考えたときに、そう遠くない未来、CEO業務がボトルネックになるタイミングが来るだろうなと感じました。
このままだとCEOとしての自分の成長が、会社の成長に追いつかなくなる。組織や事業が高度化するフェーズの入り口で、何かしら先を見越して手を打っておく必要がある……。
すでに自分自身の課題感は認識していて、変化が必要なタイミングだなと思たのです。いろいろな打ち手を考えましたが、いちばんしっくりきたのが、 COO中西さんとCEO 業務を分割する「共同CEO制」でした。
「中西さんとの共同CEO」を選んだ理由は3つ。
ひとつは、そもそも中西さんに共同CEO業務の経験があったこと。2つめに、得意領域の重複がないこと。
3つめに、中西さんが4年以上 COOとして、リチカの組織と事業を牽引してくれた、松尾が心から信頼する経営者であること。中西さんは、つねに自分ではなく、会社や組織がよくなることを考え、自らも背中で語ることのできる、お手本のようなリーダーだと思っています。
もちろん「共同CEO制」は、うまくハマれば2倍以上の力を発揮しますが、失敗に終わるケースもあることは承知の上です。よって、メリットだけではなく、デメリットのほうもたくさん洗い出しました。
2人いることでスピードが遅くならないか? メンバーは迷わないか? たくさんドキュメントを書いて議論しました。最終的に「メリデメあるけどこのタイミングでトライするには価値があるよね」ということで快く引き受けてくれ、今回の意思決定に至っています。
実は共同CEO制は、海外だけでなく、国内でも増えています。
スタートアップでもユーザベースさん、CAMPFIREさん、UPSIDERさん、カンリーさんなど、さまざまなステージの企業があり、個別で勉強させていただきました。(お話しを聞かせていただいたみなさま、本当にありがとうございました。)
リチカは、つねにベストなフォーメーションに変化していく組織でありたいと思っています。今回、こういうチャレンジができること自体がすごく貴重だなと思っています。もちろんうまくいくこと、いかないことあると思いますが、一つ一つ振り返りながら積み上げていきたいと思っています。
基本的に僕たちリチカは、環境変化に対して柔軟に変化するチームであり、会社が成長していくためにそのときどきでベストなフォーメーションをするべきだと2人とも強く思っています。
この組織変更も同様。定期で見直しタイミングを設けており、「永遠にβ版」で動いていくつもりです。
……ということで、COOが空いております!
経営体制の強化をする気満々なのですが、CxO職をひとつ明確に空けました! 日本一のクリエイティブカンパニーを目指して一緒に走っていただける方、お待ちしております。
他のポジションも広く募集しております💪 ぜひ!
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